マイナビは3月4日、「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」の結果を発表した。

 「公務員を就職先の選択肢として考えたことがあるか」と尋ねると、「考えている」と回答した学生が前年比2.1ポイント増の23.3%となった。

 コロナ禍の影響を受けて、公務員志望度に変化があったかどうかを尋ねた。すると、「志望度が上がった」と回答した学生は全体の32.4%で、「下がった」(13.2%)を大きく上回る結果に。

 公務員を就職先の選択肢として考えている学生に対し、その理由を尋ねた。すると、1位は「安定している」(67.2%)で、「休日や福利厚生が充実している」(40.5%)、「社会的貢献度が高い」(38.2%)、「給与・待遇が良い」(37.4%)、「地域に密着した仕事ができる」(33.2%)と続いた。

 マイナビは、社会貢献度の高さや地域密着の点が魅力だとする学生が前年より増えた結果を踏まえ、「新型コロナウイルスの流行が公務員志望割合を押し上げる一因になっていることが分かる」と分析している。

●地方公務員が人気

 就職先として公務員を考えている学生に、志望している公務員の種類を聞いた。すると、「地方公務員(市町村)」(67.0%)や「地方公務員(都道府県庁)」(52.1%)を志望する学生が2年連続で増えた。一方、「国家公務員(総合職)」(17.8%)や「教員」(9.3%)は2年連続で減った。

 「公務員のイメージ(労働環境)」を尋ねると、国家公務員は「きつそう(どちらかというと含む)」と回答した学生の割合が、前年比6.4ポイント増の60.2%という結果に。マイナビは、20年に労働環境の改善提言が提出されたという報道が影響していると分析している。

 公務員を志望する学生に「公務員志望に影響を与えた人物」を尋ねると、1位は「父親・母親」(48.1%)で前年比で1.2ポイント増だった。その他、「友人」(16.5%)が同3.5ポイント増、「兄弟・姉妹」(6.3%)が同2.4ポイント増、「親戚(祖父母含む)」(10.2%)が同0.6ポイント増となっており、身内や友人の影響を受ける学生が増えたことが分かった。マイナビは「緊急事態宣言により外出自粛を余儀なくされる中で、地元とのつながりを意識するようになり、志望度が高まったのではないか」と分析する。

 今回の調査は1月18日〜2月8日、マイナビ2022の会員を対象としてインターネット上で実施。3081人から回答を得た。