三菱UFJ国際投信の低コスト投信「eMAXIS Slim」シリーズ合計の純資産総額が、4月12日に1兆円を超えた。2017年2月27日に4つのファンドでスタート。20年9月に5000億円を超えたが、そこから7カ月で倍増した。

 eMAXIS Slimシリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトを掲げる。現在13本のファンドをラインアップに持ち、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は純資産総額が3700億円を超えている。また、「先進国株式インデックス」「全世界株式(オールカントリー)」は1000億円を超えている。

 昨今、個人投資家の間では長期・分散・積立といった考えに基づいたインデックス投資が定着しつつある。インデックス投資では、株価指数へ投資を行うため運用者の力量は現れにくい。一方で、コストの違いがフォーカスされ、純資産総額に対して一定率でかかる信託報酬が注目される。

 eMAXIS Slimでは低コストを特徴としており、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬は現在年率0.0968%。類似ファンドの信託報酬に連動し、同水準以下に下げる方針であることを明らかにしている。