新卒採用サイトを運営する学情(東京都中央区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した「希望するインターンシップ」の調査結果を発表した。

 学生にインターンシップに参加する企業を選ぶ基準を尋ねたところ、「志望業界であること」と答えた学生は、82.3%で最多であった。

 次いで、「インターンシップの内容が面白そう」が61.8%、「入社したい企業である」が57.6%、「インターンシップ参加により、その後の選考などで優遇される」が56.8%と続いた。「仕事体験や実際に働く社員との交流を通して、志望理由を作りたい」や、「就職活動を有利に進めるために、志望業界や志望企業の仕事を体験したい」という声が寄せられた。インターンシップへの参加を通して、就職活動を有利に進めたいと考えている学生が多いと推察される。

 希望するインターンシップの期間は、「2日〜3日程度」が75.8%で最多。次いで、「1日」が67.5%、「5日〜1週間程度」が56.3%と続いた。「1日」で気軽に参加できるものや、「2日〜1週間」の短期間で参加できるインターンシップへの人気が高いことが分かった。一方、「2週間〜1カ月」は19.9%、「1カ月」も9.0%の回答を集めていて、「長期間の日程で、具体的な仕事体験をしたいというニーズも根強くあるようだ」と学情は分析する。

●興味のある仕事・職種は?

 興味のある仕事・職種は、「商品企画・開発・設計」が40.0%で最多となった。次いで、「営業・企画営業」が36.7%、「総務・経理・人事・法務」が34.9%、「広報・宣伝」が34.5%、「調査・企画」が25.8%と続いた。「企画系」や「事務系」職種の人気の高さが伺える。また、「公務員・団体職員」も22.1%の回答を集めていて、コロナ禍で「安定した環境で働きたい」という学生の意向が伺える結果となった。

 今回の調査は、学情が運営する新卒採用サイト「あさがくナビ2023」への来訪者を対象に、Web上で実施した。調査期間は4月13〜21日で、有効回答数は458人。