大東建託は、栃木県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。その結果、「住みここち(自治体)ランキング」は昨年2位だった「宇都宮市」が初の1位を獲得した。

 同社は、宇都宮市について「県の中部に位置する県庁所在地で、中核市に指定されている。また東北新幹線やJR宇都宮線、関東バスなどが通っていて交通利便性が高く、観光者数も増加している点などが評価されている」としている。

 住居者からは「自宅から自転車でも行ける圏内に学校や医療機関、商業施設が充実しており、金融機関や自治体の施設もわりと近くにあるので、日常の買い物などにとても便利。高速道路へのアクセスも近いので便利」(45歳女性)、「高台の団地にあるので、水害や土砂崩れの心配がない。地盤もしっかりしているので大地震の心配もあまりないと思う。首都圏にも近いので行きやすい」(65歳女性)といった声が寄せられた。

 2位には、昨年3位だった「大田原市」がランクイン。大田原市はJRの駅や市役所などを巡回する市営バスや主要幹線道路があり、交通の便が良い。また主要幹線道路沿いにはさまざまな商業施設がそろっている。住居者からは「学生が多い街なのでバスが発達していて、大体の場所はバスで行くことができる。また、平坦な土地なので自転車での移動もしやすい。お店が多いのも魅力」(20歳女性)というコメントがあった。

 3位は、昨年5位の「下野市」だった。同町はJRの駅が3つあり、上野駅や新宿駅方面にも1本で行くことができる。さらに近隣には東北自動車道と北関東自動車道のIC(インターチェンジ)もあるなど、交通網にも恵まれている。

 郊外には教育機関や公園などの公共施設も整っている。住居者からは「いろいろな場所にアクセスが良い。幹線道路が何本かあり、駅も近い。物価も高くなく、静かな場所が多い。病院が近いので万一のときも安心」(29歳男性)といった声があった。

●住みたい街ランキングは?

 住みたい街(駅)ランキングの1位は昨年も1位だった「宇都宮市」、2位は昨年も2位だった「小山市」、3位は昨年6位だった「那須塩原市」だった。

 一方で「住みたい街が特にない」(55.1%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(19.7%)と、回答者の74.8%が今住んでいる街を評価していることが分かった。

 今回の調査は、2019〜21年に合計6008人を対象にインターネット上で実施した。住みここちランキングの回答者数は6008人。また、住みたい街ランキングは21年調査における2431人の回答を集計した。