ダイハツ工業は6月24日、「ミラ」や「タント」など計28車種111万6656台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。走行中にエンストする恐れがあるという。

 ダイハツによると、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなり燃料が染み込んで変形。そのためインペラがポンプケースと接触し、燃料ポンプが作動不良を起こし、走行中エンストに至る恐れがある。

 リコール対象車は、「ミラ」や「ムーヴ」「タント」などのほか、OEM供給したトヨタの「ピクシス ジョイ」やスバルの「ステラ」などで、合計21車種計95万6221台。製造期間は2017年7月3日〜19年5月8日。これまでに事故の発生はなく、全車両、燃料ポンプを対策品と交換するとしている。

 また同社は「ハイゼット」や、スバルの「サンバー」、トヨタの「ピクシス バン」など7車種計16万435台のリコールも届け出ている。

 ステアリングギヤにおいてブーツ取付け部のシールが不適切、かつエアコンドレンホースが直上にあるため、エアコン凝縮水が取付け部に滴下しギヤ内部に浸入。その結果錆が生じ、異音が発生したり操舵できなくなったりする恐れがあるとしている。

 上記対象車の製造期間は17年10月31日〜19年7月31日。改善措置として、エアコンドレンホースに延長用ホースを追加し、ブーツ内の点検を実施する。水の浸入が認められたものはステアリングギヤを新品と交換し、それ以外はブーツを適正に取付ける作業を行う。