大東建託は、北海道に住む成人男女を対象に居住満足度調査を実施した。その結果「住みここち(自治体)ランキング」の1位は、「東神楽町」だった。

 住みここち(自治体)ランキング1位の「上川郡東神楽町」は旭川市に隣接するベッドタウンで、北海道のほぼ中央に位置している。道内で5番目に面積の小さい町ではあるものの、1989年に開始された大規模宅地開発で人口が増えた。町内には旭川空港があるため道外へのアクセスも良好だ。昨年は回答者数が50名未満で集計対象外だったものの、2021年は1位になった。

 居住者からは「北海道第二の都市旭川に隣接していて、田舎すぎず、ほどよく自然があり、山が見える景観が美しい」(46歳女性)、「書店やファストフードが入っているショッピングモールがあることが誇りに思える」といった声が寄せられている。

 以下、2位に札幌市中央区、3位に上川郡東川町、4位に札幌市西区、5位に札幌市厚別区が入った。

●住みここち(駅)1位は?

 住みここち(駅)1位には、2年連続で「円山公園」(地下鉄東西線)がランクイン。徒歩圏内には「円山公園」や「円山動物園」、「北海道神宮」などがあり、マンションも多いことから人気が高い。また駅直結の商業施設「マルヤマクラス」をはじめ、カフェや飲食店、セレクトショップなども多い。

 居住者からは「地下鉄の駅まで近く、通勤が便利。周りが静かで日当たりも良く、過ごしやすい」(50歳男性)、「スーパー、学校など、生活全般がとても便利で良い」(39歳女性)といった意見があった。

 大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は「全般的に見ると、札幌周辺、旭川周辺、帯広周辺には住みここちの評価の高いところがあるが、道南エリア・釧路根室エリア・オホーツク圏の評価が芳しくない結果となった。北部についても、旭川以北の評価は厳しいものがある」とコメントしている。

●住みたい街(自治体)ランキング

 住みたい街(自治体)ランキングの1位は、3年連続で「札幌市」だった。2位は2年連続で「函館市」、3位は昨年8位だった「旭川市」、4位は昨年集計外だった「帯広市」がランクインした。

●住みたい街(駅)ランキング

 住みたい街(駅)ランキング1位は、昨年も1位だった「札幌G」(JR函館本線)で、2位は昨年3位の「函館」(JR函館本線)、3位は昨年2位の「円山公園」(地下鉄東西線)だった。1〜5位は順位の変動はあるものの、昨年と全く同じ顔触れだった。

 21年は住みたい街(自治体)と(駅)のランキング集計対象を20年の札幌都市圏版から、北海道にある駅・自治体を対象にした北海道版に変更・拡大した。昨年の順位については、札幌都市圏版の順位を表示している。

 なお本調査においては、2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にG(group)を、3つ以上の近接駅を統合した場合はA(area)を付記している。

 今回の調査は、北海道在住の成人男女、19年度〜21年度累計2万4646人の回答を「住みここち」として集計した。また、住みたい街ランキングは21年調査における8118人の回答を集計した。