コロナ禍の前後で、転職意向に変化があった人はどのくらいいるのだろうか。転職サイトを利用している35歳以上の男女に聞いたところ、55%が「以前から転職を検討していたが、ますます転職への意欲が高まった」、27%が「以前は転職を検討していなかったが、今は転職を検討している」と答えていることが、エン・ジャパン(東京都新宿区)の調査で分かった。

 「転職への意欲が高まった」「今は転職を検討している」と回答した人に理由を尋ねたところ、「業界自体の先行きへの不安」「仕事を通じた成長実感の有無」(いずれも36%)がトップ。次いで「評価制度や給与への不満」(34%)、「会社方針・事業方針の転換」(32%)、「他の仕事や業種への興味・関心」(31%)と続いた。

 年代別で見ると、30代は「仕事を通じた成長実感の有無」(45%)、40代は「業界自体の先行きへの不安」(38%)、50代は「業界自体の先行きへの不安」「会社の業績悪化に伴う事業の解散・縮小」(いずれも33%)が上位に。「年齢を重ねるほどに、現在の業界への不安を感じている傾向が見られた」(エン・ジャパン)

 インターネットを使った調査で、「ミドルの転職」を利用する35歳以上の男女1707人が回答した。調査期間は4月30日〜6月30日。