在留外国人専門の賃貸仲介サービスを提供しているアットハース(東京都千代田区)は、サポート依頼のあった入居者を対象に実施した「外国人の住みたい街レポート」の結果を発表した。

 まず「住みたいエリア」を尋ねたところ、1位は「目黒」、2位は「渋谷」、3位は「恵比寿」という結果になった。目黒は都心へのアクセスの良さと住環境のバランスが取れていること、渋谷は外国人エンジニアの採用に積極的なIT企業が集積していることから人気が高かった。

 次に「賃料予算」を聞いたところ、「10万円以下」が35.64%、「10万〜15万円」が24.32%、「15万〜20万円」が14.88%、20万円以上が25.16%という結果だった。都心エリアで賃貸物件を探している外国人が多いことから予算の水準は高く、月額賃料10万円以上で探しているという回答が全体の約64%を占めた。

 最後に物件探しの重要ポイントを尋ねたところ、1位が「駅近」(35.9%)、2位が「築浅」(28.42%)、3位が「広さ」が(25.94%)と続いた。

 今回の調査では、畳や和室などの”日本らしさ”が好まれるといった傾向は見られなかった。同社はこの結果を「広さや自然や公園との距離など、自国での暮らし方に近いイメージを持てる部屋を探している傾向にあるのかもしれない」と分析している。

 調査期間は2015年10月1日〜21年5月31日。アットハースにサポート依頼があった顧客2584人を対象に、Web上で実施した。