良品計画は、展開するインテリアブランド「イデー(IDÉE)」の商品12アイテムの価格を9月1日から見直すと発表した。新型コロナウイルス感染拡大で巣ごもり需要が拡大する中、手ごろな価格に改定し、需要の取り込みを図る。

 対象となるのは、イデーの定番商品であるWALLABYシリーズやSTILTシリーズなど。例えば、「ワラビー ローテーブル ラウンド」は現行4万1800円を3万5000円に、「スティルト サイドボードS」は同8万4700円を5万9000円へと変更する。

 同社は「変化する暮らしに合わせサイズと使用を見直した」と説明。WALLABYシリーズの5アイテムは、現代の暮らしにちょうど良いサイズと価格に、ローテーブルやシェルフ、チェアなど7アイテムは、気軽に楽しめる価格に見直した。

 帝国データバンクによると、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要の拡大を背景に、家具・インテリア販売市場は例年に比べて好調な推移をみせている。通期予想を含めた2020年度の家具・インテリア販売市場(事業者売上高ベース)は、前年度から6.1%増の1兆5000億円。ニトリやIKEAなど、好調な大手各社が全体をけん引する形で、過去最高を更新する見通しだ。

 良品計画は、イデーの家具を取り扱う無印良品の店舗数を拡大したことに合わせ、20年11月にもイデーの家具15アイテムの価格見直しを行っている。また、イケア・ジャパンも7月29日に、ワゴンや収納ケースなど200点以上の値下げを発表している。