リサーチ会社のクロスマーケティング(東京都新宿区)は「フェイクニュースと情報に対する意識調査(2021年)」を実施。調査では40.5%が「信じていた情報やニュースが、あとでフェイクニュース/デマだとわかった」経験があると回答。また、信頼できる情報源1位は「NHKの記事・ニュース」となった。

 「信じていた情報やニュースが、あとでフェイクニュース/デマだと分かった」と答えた40.5%のうち22.2%は、それらの情報を「デマだと知らずに他の人に伝えたことがある」と回答した。

 「デマだと知らず他の人に伝えた」経験を持つ人を年代別で見ると、20代が30.0%と他の年代よりも高くなっている。SNSが普及し、どんな情報にもアクセスでき、面白い情報は共有するという行動が当たり前になっていることが要因として推測できる。

 フェイクニュースに関する経験について尋ねた。「タイトルと本文の内容が一致していない記事やニュースを見た」(62.8%)や「一目見て、これはフェイクニュースでは? と思うような記事やニュースを見た」(59.1%)などの回答が見られた。

 一方、80.5%が「記事・ニュースのタイトルだけ見て、本文や内容を見ないことがある」と回答しており、タイトルだけで記事の内容を判断する人が多いことも明らかになった。

●信頼できる情報源は?

 記事やニュースから情報を得る際の行動や考え方について尋ねた。69.9%が「全ての記事・ニュースをうのみにしないようにしている」と回答。次いで「どの情報媒体かによって、信ぴょう性や信頼性は変わると思う」(67.4%)、「情報は、一つの情報源だけでなく、複数の媒体から得るようにしている」(64.9%)と続いた。

 信頼できる情報源1位は「NHKの記事・ニュース」(37.6%)だった。2位は「大手新聞社の記事・ニュース」(31.2%)、3位は「民放キー局の記事・ニュース」という結果に。

 調査は、20〜69歳の男女を対象にインターネットで実施。期間は10月15〜17日、有効回答数は1100人。