暮らしのニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」を運営するリクルートは、東京駅まで30分圏内にある「中古マンションが安い駅ランキング」を発表した。シングル向け物件の1位はJR京浜東北・根岸線「新子安駅」で、価格相場は2040万円だった。

 東京駅は、JRの在来線各線に東北や北陸など各方面へ向かう新幹線、さらに東京メトロ丸ノ内線も通っており、東京の玄関口となる一大ターミナル駅だ。シングル向け物件(専有面積20平米以上〜50平米未満)と、カップル&ファミリー向け物件(同50平米以上〜80平米未満)のトップ10を発表した。

 「新子安駅」は横浜市神奈川区に位置し、東京駅までの所要時間は1回乗り換えで29分。駅周辺は、スーパーやドラッグストアに100円ショップ、飲食店がそろっている。

 2位はJR京浜東北・根岸線「鶴見駅」(2130万円)。新子安駅の隣駅で、東京駅までは1回乗り換えで所要時間は25分となっている。駅ビルの「シァル鶴見」には、生鮮食料品店だけでなく、アパレル店や雑貨屋、本屋、レストランが入っていて、日常生活のほとんどの買い物を完結させられる。

 また、駅西側にも複数のスーパーや飲食店が点在しており、駅を中心にコンパクトにまとまっている点が特徴。

 3位には、東京メトロ丸の内線「新高円寺駅」(2150万円)がランクインした。東京都杉並区に位置し、東京駅までは乗り換えなしで29分。駅から北へ12分ほど歩くとJR中央線「高円寺駅」があり、「高円寺ルック商店街」や「高円寺パル商店街」など、にぎやかな商店街へも徒歩圏内となっている。

 新高円寺駅は、同社が調査した「渋谷駅まで30分以内にある中古マンションの価格相場が安い街」ランキングのシングル向けでも1位となっており、「物件の広さはさほど求めないので、安く便利な立地がいい」という層から支持を得ている。

●カップル・ファミリー向けでは?

 カップル・ファミリー向けランキング1位はJR総武線「東船橋駅」(2634万円)がランクイン。千葉県船橋市に位置し、東京駅までは乗り換え1回で所要時間は30分。駅周辺は住宅街で大型商業施設はないものの、24時間営業のスーパーやドラッグストア、飲食店が点在している。両隣の「船橋駅」や「津田沼駅」にはショッピングモールやデパートがあるため、買い物には困らない街となっている。

 2位はつくばエクスプレス「六町駅」(2800万円)。東京都足立区に位置し、東京駅までは1回乗り換えで、所要時間は26分となっている。六町駅は2005年に開業した比較的新しい駅。駅前にはバスロータリーと区立公園、スーパーやコンビニ、飲食店があるものの、店舗数は多くなく、静かな住宅街だ。

 3位は、東京都葛飾区にある京成押上線「四ツ木駅」(2824万5000円)。東京駅までは、乗り換え2回で所要時間は29分となっている。成田空港までも乗り換えなしで60分ほどで、東京にも千葉にもアクセスがいい街だ。

 今回の調査は、東京駅まで電車で30分圏内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)を対象とした。ランキングは、SUUMOに掲載されている中古マンション価格から中央値を算出して作成。データ抽出期間は21年5〜7月。