法人・団体向けのフードデリバリーサービス「くるめし弁当」を運営する日本フードデリバリー(東京都渋谷区)は、「くるめし弁当」の会員を対象に2020年と21年の忘年会に対する意識調査を実施した。その結果、今年、対面での忘年会が開催された場合「参加したい」と答えた人は43.5%、「未定」と答えた人は40.3%で、参加意欲が高い人と現時点では未定の人が拮抗する結果となった。

 20年の忘年会について尋ねると、全体の8割が「開催されなかった」と回答し、「参加した」と答えた人が1割、「参加しなかった」と答えた人が1割となった。

 忘年会に「参加しなかった」と答えた人に開催場所を尋ねたところ、過半数の人が「飲食店」(60.0%)と回答。また、参加しなかった理由は「新型コロナウイルスへの感染が不安だから」が9割近くとなり、新型コロナウイルスへの感染を予防するために忘年会への参加を見送ったとする人が大半を占めた。

 一方で今年、対面での忘年会が開催された場合、「参加したい」と答えた人は43.5%、「未定」は40.3%、「参加したくない」は16.2%だった。対面での忘年会への参加意欲が高い人と、未定とする人が拮抗する結果となった。

 「参加したい」と答えた人に理由を尋ねたところ、7割近くが「職場、身近な人と1年の労をねぎらいたいから」と回答した。また「参加したくない」と答えた人の多くは、昨年に続き感染予防の観点から「新型コロナウイルスへの感染が不安だから」(61.6%)と答えた。

 「未定」と答えた人に、どのような条件の忘年会であれば参加したいか尋ねた。その結果「少人数であれば参加したい」(63.4%)が最も多く、次いで「開催場所に応じて参加したい」(42.3%)、「お弁当など、個食の食事会であれば参加したい」(40.9%)といった声が挙がった。

 「少人数であれば参加したい」を選択した人に、求める開催人数について尋ねたところ、自分を含め「3〜4人」と回答した人が70.1%となり、全体の約7割を占めた。続いて「5〜6人」(27.1%)と回答した人が多く、あわせて97.2%が望ましい忘年会の開催人数は自分含め6人以下と考えていることが分かった。

 「開催場所に応じて参加したい」を選択した人に、望ましい開催場所について尋ねたところ「飲食店」(54.2%)が最も多く、「オフィス」(29.7%)、「レンタルスペース」(23.7%)と続いた。また「換気を行っている」「人数に対して余裕のあるスペース」など、感染症対策を行っていることが重要だとする意見も多く寄せられた。

 結果を受け、同社は「参加者が安心して参加できる忘年会にするために、4人程度の少人数、感染症対策に配慮した場所・個食を意識することが重要となる。大人数が集まる忘年会ではなく、人数に対して余裕のあるスペースで、部署やチーム単位、身近な人で集まり静かに飲食をする小さな忘年会が増加するだろう」とコメントした。

 調査は21年10月6〜12日にインターネット上で実施。20歳以上の「くるめし弁当」会員の男女692人を対象とした。