「SUUMO(スーモ)ジャーナル」を運営するリクルートは、東京駅まで電車で30分圏内にあるシングル向け「家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。1位はJR京葉線の「南船橋駅」で家賃相場は5万3000円だった。

 南船橋駅は、JR京葉線の快速停車駅で東京駅までは乗り換えなしで29分となっている。また、大型商業施設の「ららぽーとTOKYO-BAY」や、IKEAの日本1号店「IKEA Tokyo-Bay」などがあり、買い物の利便性も高い町だ。

 そのほか、2020年末にはアイススケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」がオープンしたり、船橋市を拠点にする男子プロバスケットボールBリーグの「千葉ジェッツふなばし」のホームアリーナも建設が検討されたりと、スポーツをフックにした町づくりが進められている。

 2位は埼玉県に位置する「戸田公園駅」と「蕨(わらび)駅」(家賃相場6万1000円)がランクイン。戸田公園駅は、JR埼京線で一回乗り換え、所要時間は30分となっている。快速停車駅で新宿駅へ約20分、池袋駅や大宮駅へ約15分と、東京駅以外の繁華街へのアクセスが良いことが魅力だ。

 大きな商業施設はないものの、ファミリー層が多い閑静な住宅街のため、落ち着いて生活したい人に向いているという。

 同率の「蕨駅」がある蕨市は、面積が約500万平米と、日本で最も市としては小さく、かつ人口密度の高い場所だ。同社は「同市は、その特性を生かし、市役所などの公共機関や病院、買い物など都市機能を集約させたコンパクトシティの体現を掲げており、効率的な生活を送ることができそう」と特徴を説明する。

 4位以降は「東船橋駅」(6万1800円)、「松戸駅」(6万2000円)、「一之江駅」「津田沼駅」(6万3000円)と続いた。

 8位以下は昨年からの入れ替えが激しく、10位の「新浦安駅」以外は新顔だという。8位の「梅島駅」(6万4000円)は、東京都足立区に位置し、東武伊勢崎線で東京駅までの所要時間は乗り換え一回で29分。

 駅周辺には、個人店舗でにぎわう「梅島駅前通り商店街」がある。また、少し歩けば家電量販店が入った商業施設や「MEGAドン・キホーテ環七梅島店」などもあり、買い物の利便性が高い点が特徴だ。

 調査は、SUUMOに掲載されている東京駅まで電車で30分以内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)を対象に実施した。対象物件は駅徒歩15分以内、10〜40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件となっている。期間は21年5〜7月。