流行先取りメディア「Petrel(ペトレル)」の運営を行うパスチャー(東京都港区)は、トレンドを予測するメディアとして独自に選定した「インスタ流行語大賞」、流行に敏感な10〜20代女性に調査した「部門別インスタ流行語大賞」を発表した。2021年インスタ流行語大賞ランキングは、1位が「47JIIMOTOフラペチーノ」(96%)だった。

 2位は「東京卍リベンジャーズ」(92%)、3位が「イカゲーム」(87%)、4位が「SHEIN」(80%)、5位が「セルフ写真館」(67%)だった。

 1位の「47JIIMOTOフラペチーノ」は、スターバックスコーヒーが日本上陸25周年を記念した、47の各都道府県の地域限定で全国一斉発売したフラペチーノで、それぞれの地域のバリスタから出てきたアイデアを元に商品化した。

 2位の「東京卍リベンジャーズ」は、週刊少年マガジンにて連載中の大人気漫画で、テレビアニメ化、実写映画化、舞台化が行われ今年最も盛り上がった漫画となった。

 3位の「イカゲーム」は、Netflixで配信されている韓国のサバイバルテレビシリーズで世界中で話題となり、今年のハロウィンでは「イカゲーム」の衣装で動画や写真をアップしているインフルエンサーも多くいた。

●「部門別インスタ流行語大賞」芸能人部門ランキング

 10〜20代女性に調査した「部門別インスタ流行語大賞」芸能人部門のランキングでは、1位が「なにわ男子」、2位が「SnowMan」、3位が「JO1」、4位が「SixTONES」、5位が「杉野遥亮」だった。

 1位の「なにわ男子」は、ジャニーズ事務所からCDデビューした7人組グループで、デビューが決定してからTV出演も大幅に増えている。

 2位も、ジャニーズ事務所からデビューした「SnowMan」がランクインした。近年上位をキープし続け、インスタ女子からの人気の高さがうかがえた。ランキング全体でみても、新人アイドルグループが若者からの人気を集めていた。

●YouTuber・TikToker部門ランキング

 YouTuber・TikToker部門のランキングでは、1位が「コムドット」、2位が「平成フラミンゴ」、3位が「東海オンエア」、4位が「クレイジーマグネット」、5位が「ジャにのちゃんねる」だった。

 1位の「コムドット」は、地元の友達で結成された男性5人組YouTuber。21年上半期に引き続き1位だった。

 2位の「平成フラミンゴ」は、TikTokからYouTubeに参入し、チャンネル開設約1年半で登録者が156万人を突破した女性コンビで、 息の合ったシンクロ会話が話題となった。

●アーティスト部門ランキング

 アーティスト部門のランキングでは、1位が「JO1(ジェイオーワン)」、2位が「SnowMan」、3位が「SixTONES」、4位が「BTS」、5位が「なにわ男子」だった。

 1位の「JO1」は、11人組のグローバルボーイズグループで、サバイバルオーディション番組「Produce 101 Japan」から生まれた。デビューから約1年半で、熱狂的なファンを多く抱えている。

 このほか、ジャニーズ事務所のアイドルグループを中心に、韓国アイドルグループや韓国発のオーディション番組から誕生した日本人ボーイズグループのランクインが目立った。

●流行語部門ランキング

 流行語部門のランキングは、1位が「もみあげ手裏剣」、2位が「ちゅきちゅき」、3位が「はにゃ?」、4位が「きまZ(きまぜっと)」、5位が「しか勝たん」だった。

 1位の「もみあげ手裏剣」は、他部門でも多数ランクインする「SnowMan」のメンバー、「向井康二(むかいこうじ)」考案の言葉で、最近では「もみしゅり」とも使われている。濃いもみあげをつまみ手裏剣のようにして投げ、「きゅんです」でも使われる指ハートを作る一連の動作から成る。

 4位の「きまZ」は、YouTuberウチら3姉妹の「とうあ」が発信源の流行ワードで、気まずい時に使える新流行語だ。

●もの・こと部門ランキング

 もの・こと部門のランキングでは、1位が「推し活・オタ活」、2位が「オーディション番組」、3位が「東京2020夏季オリンピック」、4位が「嵐W入籍」、5位が「音声読み上げ機能」だった。

 1位の「推し活・オタ活」は、「推し活動・オタク活動」の略で、アニメ・漫画、アイドルのファンとしての趣味活動全般を指す。コロナ渦で直接「推し」に会う機会が少なくなったことで活動の幅が広がったようだ。

 今回の調査は、「Petrel」の公式Instagramアカウント「@petrel_jp」のフォロワーを対象にインターネットで行った。期間は21年10月20日〜11月2日、有効回答数は23万1521人(性別女性90.9%、男性9.1%)。