2022年は「旅行」「外食」「貯金」にお金をかけたい――博報堂生活総合研究所は、全国の20〜69歳男女3900人を対象に実施した調査を「2022年 生活気分」としてまとめ、こうした結果を発表した。それによると、1位は「旅行」だった。

●来年の景気「良くなる」が過去6年で最高に その理由は?

 今年の「世の中の景気」についてどうだったかという質問では、「悪かった」との回答が最も多く69.3%を占めた。20年秋の前回調査から10.0ポイント減少したものの、過去6年間のうち2番めの高さとなった。

 しかし、来年の「世の中の景気」予想では「良くなる」が29.9%に達し、過去6年間のうち最高のポイント数となった。その理由として「コロナ禍の収束や反動」(38.9%)が最も多く、「経済の好転」(30.5%)が続いた。ワクチン接種によって感染者週が減少していることから、景気回復への期待感が表れる結果となった。

●「来年お金をかけたいもの」ランキング

 「来年お金をかけたいもの」で最も多かった回答は「旅行」で、31.7%に上った。「外食」(25.3%)、「貯金」(24.1%)と続き、いずれも「今年お金をかけた」を上回った。特に「旅行」は回答数の差が最も大きく、来年と今年(5.9%)で25.8ポイント増加した。

 一方、5位「ふだんの食事」と回答した割合が今年(32.5%)から来年(18.3%)にかけて14.2ポイント減少していることから、来年は外での消費意欲が高まっていることがうかがえる。

 21年の景気は「悪かった」と実感する人が多かった一方、来年の景気への期待感は高く、旅行や外食にお金をかけたいという機運が高まりつつある。だが、変異株の発生も懸念されており、来年の経済活動がどの程度活性化されるかは未知数だといえる。