●Q&A 新任マネジャーの駆け込み寺

プレーヤーとして優秀な成績をあげ、晴れてマネジャーに昇進した……と思いきや、求められる役割がガラリと変わり、初めてのマネジメント業務に四苦八苦している人も多いのでは。上からの理不尽な指示、扱いの難しい部下からの突き上げなど、新任マネジャーが直面しがちなお悩みに答えます。答えてくださるのは、経営者JP 代表取締役社長・CEOの井上和幸氏。

●今回のお悩み

Q: 仕事へのモチベーションが高く、毎日遅くまで残業している部下がいます。「早く帰ろう」といってもなかなか効果がありません。何といって説得すればいいのでしょうか。

●答え:本人の優秀さに訴えかけ、納得してもらう

A:  最近のあるあるですね。なぜ残業をしてはいけないのかを、しっかり説明する必要がありますが、その理由付けがポイントです。

 理由付けですが、よくある残業代が〜とか、労働時間が〜ではなく、健康管理や生産性を理由に、本人に納得してもらう必要があります。こういったケースは、本人が優秀であることが多いので、本人の優秀さに訴えかけることが大切です。

 「一流は、業務コントロールして、アウトプットするのが大切」「残業が多いのは一流ではなく、生産性が低い二流だよ」という気付きと、ある面での負けず嫌い心に火をつけましょう。

 一生懸命やろうとするモチベーションは絶対に否定してはいけません。働く上での一流・二流の定義づけを共有し、時間の使い方を再確認させましょう。

井上和幸(株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO)