マーケティング・ソリューション事業を手掛けるCCCマーケティング(東京都渋谷区)は、15〜69歳を対象にした「1歳刻み!7000万人の購買商品ランキング」内の「炭酸」カテゴリーの調査結果を発表した。炭酸飲料カテゴリーにおける男女総合の購買ランキング1位は、日本コカ・コーラ(以下、CCJC)の「コカ・コーラ」だった。「コカ・コーラ」は全年齢で1位を獲得し、年齢に関係なく人気な定番ブランドであることがうかがえた。

 2位は「国民的炭酸飲料」をビジョンに置いたアサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」、3位はコカ・コーラのゼロカロリー、ゼロシュガーであるCCJC「コカ・コーラゼロシュガー」、4位はサントリーの「ペプシコーラ」、5位はアサヒ飲料の「モンスター エナジー」が選ばれた。

●「コカ・コーラ」と「ペプシコーラ」の人気傾向の違いとは?

 炭酸飲料の定番である「コーラ」について、総合ランキング1位のCCJC「コカ・コーラ」と、4位のサントリー「ペプシコーラ」の人気傾向を比較した。「コカ・コーラ」は全年齢で1位にランクインした。一方で「ペプシコーラ」は、75歳以降で少し降下するものの、常に10位以内にランクインしていて、年齢による人気の差はそこまで大きくなかった。

 性別別に見ると、「コカ・コーラ」は全年齢で男女ともに1位を獲得。一方「ペプシコーラ」は、女性のランキングでは9位だったが、男性では3位にランクインし、どの年齢でも女性より男性の人気が高い結果となった。CCCマーケティングは、「『ペプシコーラ』は黒を基調とし、サッカー選手などを起用したCMによるブランディングなどが、男性人気に影響しているのかもしれない。このように、同じコーラでも人気の傾向に違いがみえた」とコメントした。

●「三ツ矢サイダー」は男性アイドル起用で女性人気が高い?

 総合ランキングで2位だったアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」は、性別では女性ランキングが2位、男性が4位と、男性より女性からの人気が高かった。女性人気は、CMに人気男性アイドルを起用している影響もうかがえた。また、男性では年齢が上がるにつれてランキングも上昇する特徴があった。同商品は昔から馴染みある炭酸飲料であるため、子どもの頃から慣れ親しんでいる層の購入が増加するためと推測する。

●「マッチ」と「C.C.レモン」は46歳でランキングが入れ替わる

 総合ランキング11位だった大塚食品/大塚製薬の「マッチ」と、12位だったサントリーの「C.C.レモン」を比較すると、年齢によるランキングの違いが大きかった。「マッチ」は15歳では5位、69歳では12位とランクダウンしていて、若者人気が高いことがうかがえた。一方で「C.C.レモン」は、15歳では12位、62歳以降では4位で、46歳で「マッチ」と「C.C.レモン」のランキングが入れ替わった。

●ゼロ系炭酸飲料は40歳以降で人気が上昇

 ゼロカロリーやゼロシュガーなど、カロリーなどを気にする人でも飲みやすい「ゼロ系」炭酸飲料は40代以降で人気が高かった。CCJCの「コカ・コーラゼロシュガー」は、17歳で11位だが45歳では2位、サントリーの「ペプシ生コーラ ゼロ」も、17歳で20位だが46歳では4位だった。どちらのブランドも30代にかけてランキングが上がり、40歳以降高い順位を維持。年齢とともに健康意識が高まる中でゼロ系飲料を選ぶ人が増える傾向があった。

 今回の調査は、全国15〜69歳の男女による多種多様なTポイント提携先の購買データからランキングを作成した。期間は2021年5月1日〜22年4月30日。