●仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 成長産業の支援事業を展開するフォースタートアップス(東京都港区)は国内スタートアップ動向に関する調査を実施し、8月5日時点での評価額ランキングを発表した。その結果、1位は「Preferred Networks」、2位は「GVR」、3位は「スマートニュース」となった。

●国内スタートアップ評価額ランキング

 まず「国内スタートアップ評価額ランキング」を見ると、1位は機械学習・深層学習など最先端技術の実用化を行う「Preferred Networks」(評価額3539億円)、2位はCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)プラットフォームの開発を行う「GVR」(同2245億円)、3位はスマートデバイスに特化したニュースアプリ「SmartNews」を運営する「スマートニュース」(同2004億円)となった。

 14位にはAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を運営する「LegalForce」(同802億円)が新規にランクインした。同社はAIなどテクノロジーの活用により、契約書のレビューやそれに紐づく業務を効率化するサービス「LegalForce」を提供。2019年4月にサービスをローンチし、22年3月時点で2000社を超える企業・法律事務所が利用している。

 また「量子水素エネルギー」などのクリーンエネルギーの研究を行う「クリーンプラネット」が、先月から2つ順位を上げて6位にランクインした。同社の評価額は1458億円に達し、先月から159億円増加している。

TOP20企業の累計資金調達金額

 次いで「TOP20企業の累計資金調達金額」を見ると、1位の「Preferred Networks」は171.3億円だった。2位の「GVE」は35.4億円、3位の「スマートニュース」は442.1億円と続いた。

 先月から変化があったのは、新規ランクインを果たした「LegalForce」、6位の「クリーンプラネット」、13位の「ティアフォー」の3社。LegalForceは6月に137億円の資金調達を実施し、累計資金調達金額は約198億7000万円に達した。ティアフォーは7月にシリーズBラウンドで121億円の資金調達を実施し、累計資金調達金額は296億円に到達した。

 以上の結果から、評価額が1000億円を超える10社のうち6社が100億円以上を調達していることが分かった。