大東建託は、埼玉県の居住者を対象に居住満足度アンケートを実施し、「住み続けたい街」や「街の幸福度」をそれぞれランキング化した。「住み続けたい街」では、2年連続で「さいたま市浦和区」が1位となった。2位も2年連続で「滑川町」、3位は前回ランキング集計対象外だった「鳩山町」が選ばれた。

●市役所や県庁がある「さいたま市浦和区」

 住み続けたい街は「ずっと住んでいたい」という設問に対し、「そう思う」(100点)から「そう思わない」(0点)までの5段階の回答平均から算出した。

 1位だった「さいたま市浦和区」は、市役所や県庁などがあり、行政機能の中心を担っている。文化・スポーツから子育て支援まで、幅広い施設が点在している他、活気あふれる商業地域から一歩入ると、緑豊かな公園や緑道、寺社もあるなど、賑わいと文教、歴史と緑が調和する「文教都市浦和」として発展を続けているところに評価が集まった。

●「住み続けたい街」駅1位は「つきのわ」

 住み続けたい街を駅ごとにみると、1位は前回ランキング集計対象外だった「つきのわ」(東武東上線)となった。

 2002年に開設された駅で、周辺には住宅地や街路樹のある道路や公園が広がる。大型スーパーやホームセンターなどの商業施設もあり、便利で快適な住環境が魅力という声が聞かれた。

 2位は2年連続で「本川越A(2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している)」(西武新宿線)、3位は前回1位だった「さいたま新都心」(JR京浜東北線)がランクインした。

 本川越Aは「鉄道や道路のアクセスのよさ、エネルギッシュな商業エリアでありながら、一歩道を入ると、閑静な住宅街や学校が多い。そんな活気と落ち着きが共存する」、さいたま新都心には「街びらきから20年を迎え、『にぎわいあふれるまち』『安心・安全を担うまち』『みどりと都市機能が融合するまち』の3つを掲げ、まちづくりを進めている」といった意見が寄せられた。

●2年連続1位の「鳩山町」

 街の幸福度についても調査した。「非常に幸福だと思う」(10点)から「非常に不幸だと思う」(1点)までの10段階の回答平均から算出した。

 1位は2年連続で「鳩山町」がランクインした。「住みここち(自治体)」の「静かさ治安」「物価・家賃」「防災」の因子別ランキングで各1位、「自然・観光」因子で2位となっている。

 2位は「住みここち(自治体)」「住みたい街(自治体)」の両ランキングでは1位だった前回3位の「さいたま市浦和区」、3位は「住みここち(自治体)」では4位の「さいたま市南区」が選ばれた。

●「街の幸福度」駅で2年連続1位の「越谷レイクタウン」

 街の幸福度を駅ごとに見ると、1位は2年連続で「越谷レイクタウン」(JR武蔵野線)が獲得した。「住みここち(駅)」では5位にランクインしている。

 2位には「住みここち(駅)」では7位、「親しみやすさ」因子では1位の「浦和美園」(埼玉高速鉄道)、3位は「住みここち(駅)」で8位だった「武蔵浦和」(JR武蔵野線)で、「交通利便性」「親しみやすさ」の両因子では3位であった。

 調査は埼玉県に居住する成人男女3万5595人(19年調査4737人、20年調査8237人、21年調査1万1819人、22年調査1万802人の合計)を対象に実施した。調査結果は同社の公式Webサイトで公開している。