●仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 サイボウズチームワーク総研は、都内勤務のビジネスパーソン3000人を対象に「2022年の労働観」について調査を実施した。今年の仕事を表す漢字を1字で聞いたところ、1位は「苦」だった。

●22年の仕事面を表す漢字ランキング

 22年は仕事面でどんな年だったのかを漢字1字で聞いたところ、1位は「苦」、2位は「忙」、3位は「変」、4位は「辛」という結果となった。

 それぞれの字を選んだ理由は、1位の「苦」は「仕事が増えた、仕事がキツい」「コロナの影響で収入面が厳しい」「仕事が増えても給料が上がらない、生活が苦しい」、2位の「忙」は「仕事が増えた、残業が増えた」「コロナ対策、コロナが明けて忙しくなった」「人が足りず忙しかった」、3位の「変」は「仕事内容が変わった」「異動・昇進」「転職で環境が変わった」「役割やポジション、組織体制が変わった」などだった。

●1年前と比べた「財布のひも」の変化

 1年前と比べて財布のひもに変化があったかどうかを聞いたところ、最も多かった回答は「変わらない」の62%だった。「かたくなった」は28%、「ゆるくなった」は10%で、現状維持から、かたくなったという人が9割を占めた。

●給与の使い途別、使用金額の変化

 給与の使い途ごとの使用金額の変化を聞いたところ、「増えた」が多かったのは「貯蓄・投資」、「減った」が多かったのは「ランチ(休日を除く勤務日)」「飲み会(休日を除く勤務日)」だった。

●来年どんな働き方をしたい?

 働き方について「今年したもの」「来年したいもの」を選んでもらった。今年した働き方では「在宅勤務」が47%と突出していた。「来年したい働き方」では、「在宅勤務」は7%下落したものの、「副業」「週休3日」「ワーケーション」が10%以上上昇した。

●2023年の仕事面の展望

 23年の仕事面はどんな年になりそうかきいたところ、「明るい」とした人は55.8%、「暗い」とした人は44.2%だった。

 「明るい」とした人からは「仕事が安定している」「コロナが落ち着きつつある」「希望を込めて」といった声が挙がった。

 「暗い」とした人からは「仕事が厳しい」「物価の上昇」「円安やコロナで先行きが不安」といったコメントが寄せられた。

 調査は東京都勤務のビジネスパーソン3000人(25〜64歳正社員)を対象に、11月1〜7日にインターネットで実施した。