イオンは4月4日、愛知県豊川市に新たな商業施設「イオンモール豊川」をオープンすると発表した。「はじめてを、はじめよう。」をコンセプトに、ガーデンスペースをはじめ、スポーツやアウトドア体験ができる屋外広場を配置。またライフスタイル型専門店を導入することで、地域住民が集う拠点を目指す。
1階には、体を動かすことができる「GRAND PARK」を展開し、体に障がいがある人もない人も、一緒に遊ぶことができるインクルーシブ遊具や噴水を設置。またアウトドアやキャンプ体験ができるアクティブゾーンを設置し、子どもから大人まで一日中楽しめるようにした。
1階には、本格的なアウトドアグッズなどをそろえた「スポーツオーソリティ+アウトドアステージ」のほか、「ムラサキスポーツ」がサーフボードやスケートボードに特化した新業態を出店。スニーカーやスポーツアイテムを提案する「ABC-MART SPORTS」もオープンする。
約1800平方メートルの大型店「ユニクロ」のほかに、約1000平方メートルの「niko and...」も出店する。このほか、人気ブランドを多数セレクトした「WOODY HOUSE」、自分らしいライフスタイルを提案する「CIAOPANIC TYPY」、国内外のブランドを使う「douce Harmonie」なども店を構える。
●芝生エリアとテラス席を設けた空間
2階には、芝生エリアとテラス席を設けた空間「CENTRAL PARK」が広がる。天井は大屋根で覆われており、オープンエアの中で食事を楽しめるようにした。
レストランゾーンの「TOYOKAWA DINING」では、16店舗が出店。回転寿司の「炙り百貫」、定食を提供する「築地食堂源ちゃん」、ビュッフェレストラン「Buffet Paradaise OTTO」がオープン。「CENTRAL PARK」を見渡しながら、コーヒーを楽しめる「スターバックスコーヒー」も店を構える。
このほか、イタリア料理の「スパゲッ亭チャオ」、韓国料理の「キンパ専門店SHINKAN」、お好み焼きの「RIKYU」、ワッフル専門店「WAFFLE STAND WASHAWASHA」などがそれぞれ出店する。
飲食店のほかに、2階には約2100平方メートルの「ジーユー」、若者向けのアパレルショップ「WEGO」などもオープンする。
●フードコート「FOOD FOREST」が登場
3階には、フードコート「FOOD FOREST」が登場する。白と木目を基調とした空間に、2階の「CENTRAL PARK」を眺めながら、食事ができるようにした。約900席を用意し、和食やステーキ、麺類、ファストフード、カフェなど12店舗が出店する。
和食では、とんかつ専門店「かつ軒」、鳥料理を中心に提供する「からあげ、定食、丼 がブリチキン。」がオープン。このほか、うどん店の「伊吹や製麺」、野菜タンメン専門店の「べじたん」、韓国料理の「韓国食堂 ソウルフルキッチン」、カフェの「スイートコーンズ」がそれぞれ店を構える。
飲食店のほかに、カプコンが提案するエンターテインメント施設「MIRAINO」が愛知県に初出店。商業施設では初となる巨大な立体アスレチック迷路「クレイジータワー」が登場する。アクティブエンターテインメントゾーン「Crazy BANeT」やバイオハザード、ロックマンなどカプコンオリジナルVRが遊べる「VR-X」を導入する。
地元書店とカフェが融合したくつろぎの空間「本の豊川堂×nido cafe」が約1700平方メートルの広さで営業する。書籍、文房具、ライフスタイル雑貨などを扱うほか、カフェでは自家焙煎珈琲や洋菓子なども用意する。
イオンモール豊川は愛知県南東部、名古屋鉄道豊川線八幡駅至近に位置し、基本商圏は約10キロ圏内で約43万人(17万世帯)としている。イオンスタイル新豊川のほか、190の専門店を展開する。