ワークマンは、人気のレインウェア「トラベルシェル、トラベルレイン」シリーズを拡充する。「次世代レインウェアへの進化」を掲げ、デザイン性と機能を両立。普段着、旅行など幅広い場面でのニーズを見込む。
トラベルシェル、トラベルレインシリーズは、耐久撥水加工や防水加工が施しているため、2マイルウェアや遠出の旅行に使いやすいシリーズだ。トレッキングやアウトドア向けではあるものの、カラーも豊富で普段着として着用できるようにした。
同社の担当者は、「レインウェアは今後、機能の強化に加え、デザイン性にも注力する」と話す。「最終的にはファッション性の高いカジュアルウェアとしても売れ、機能はおまけという感覚になるようにしたい」とし、機能性や心地を進化させながら、機能は“ステルス化”していきたい考えを示した。
●3→7スタイルへ拡大
同社は今回、トレッキングやアウトドア向けの「シェルジャケットブーム」に合わせ、従来の3スタイルから7スタイルへ拡大する。
「耐久撥水トラベルシェルピステ」は、腕部分のファスナーを取り外せば半袖になる2WAY仕様にした。カラーは7色展開で、サイズはM〜LL(ブラックのみS〜3L)を用意。1900円で販売している。
「耐久撥水トラベルシェルパンツ」(1900円)や「耐久撥水トラベルシェルスリークウォーターパンツ」(1780円)、「耐久撥水トラベルシェルカーディガン」(2500円)も販売している。
●耐久撥水トラベルシェルセットアップ
「耐久撥水トラベルシェルセットアップ」は4月中旬に発売予定で、価格は2500円。
●シェルシリーズにレインウェアも
耐水圧1万mmの「トラベルシェルライトレインジャケット」(1900円)と、「トラベルシェルライトレインパンツ」(1500円)も販売中だ。
同社は2021年秋に「独自素材INAREM」を商品化。レイン製品は好調に推移している。
今回は機能性を強化したレインウェアの製品ラインを拡大。24年3月期にはレインスーツとトラベルシェルで前年比130%増の410万着、120億円の売上高を目指すという。