イオン北海道は4月20日、札幌市西区の「イオンモール札幌発寒」をリニューアルオープンする。道内初進出の5店舗を含む、16の専門店を追加。2018年3月以来、約5年ぶりのリニューアルとなる。
同モールは、00年の札幌平岡、03年の札幌苗穂に続く札幌市内3番目のモール型ショッピングセンターとして、06年にオープン。木工団地、鉄工団地が集積する札幌西区にて、「楽しさと」と「やすらぎ」をコンセプトに「核店舗イオンと150の専門店」で営業してきた。地下1階、地上4階建てのうち、売り場は1〜3階。敷地面積は約7万500平米。
周辺エリアは幹線道路に近く、JR発寒駅、地下鉄宮の沢駅からも徒歩圏内というアクセスの良さから、戸建住宅やマンションが増加。今回「More Comfortable,More Enjoyable」をコンセプトに、店舗がさらなる地域交流拠点となることを目指し、リニューアルを決定したという。
●トレンド店舗を集めた1階
1階フロアでは、9店舗が新規出店、既存1店舗が移設改装。トレンド雑貨や衣料品を扱う店舗に加え、こだわりの飲食店を兼ね備えたフロアへと生まれ変わる。
北欧発の雑貨ブランドショップ「flying Tiger Copenhagen」がイオン北海道初出店するほか、同じく道内初出店となる「KEYUKA」が入店。ファッションには、イオン北海道初出店となる「CIAOPANIC TYPY」や、ONWARDブランドのさまざまな商品をそろえる「ONWARD CROSSET SELECT」、道内初出店となる「MEDOC」が追加。「Alphabet‘s alphabet」は移設オープンする。
飲食では、1980年に福岡市・天神三丁目の路地にオープンした洋麺屋が原点の「ピエトロ」がイオン北海道初出店。そのほか、イオングループ初出店となる「山本のハンバーグ」や台湾発のティーブランド「ゴンチャ」、ジュースバー「果汁工房 果琳」などが入店する。
●居心地の良い時間を創出する2階
2階フロアは、1店舗が新規出店、既存2店舗を移設、1店舗を改装。既存店舗と合わせて、居心地の良い時間が過ごせるフロアを創出するという。
カジュアルブランド「RODEO CROWNS WIDE BOWL」が新規入店するほか、「グリーンパークストピック」がリニューアルオープン。「アモスタイル」と「靴下屋」は、場所を移設してオープンする。
●大人も子どもも楽しめる3階
3階フロアは、6店舗が新規出店し、既存2店舗を改装。既存店舗と合わせて、大人も子ども楽しめる店舗が集結する。
人気のマイクロブタカフェ「mipig Cafe」が道内初出店するほか、アイスクリームチェーン「サーティワンアイスクリーム」が改装オープン。ファッションでは、カジュアルショップ「SpRay PREMIUM」と「WEGO」が入店する。
雑貨では、さまざまなアクセサリーを販売する「瑪瑙屋めのや」が道内初出店。さらにアジアン雑貨などを扱う「CAYHANE」が新規オープン。道内初出店となる「クレヨンしんちゃんオフィシャルショップ」では、国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』のぬいぐるみや文具、衣料品などさまざまなグッズを取り扱う。サンリオ商品のショップ「サンリオ」もリニューアルオープンする。