高等学校のマーケティングを行うシップ(東京都港区)は、全国の高校生を対象に、「高校生が考える教科書に残したい日本人アスリート」について調査した。男子の1位は野球の世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」(WBC)で投打二刀流で活躍した「大谷翔平」さん。女子1位はプロフィギュアスケーターの 「羽生結弦」さんとなった。
男子高校生が選んだトップ3は「吉田沙保里」さん(20.7%)、「羽生結弦」さん(12.8%)。4位以下は「室伏広治」さん、「イチロー」さん、「本田圭佑」さん、「三笘薫」さん、「長友佑都」さん、「八村塁」さん、「内村航平」さんの順だった。
女子高校生が選ぶアスリートトップ3は、羽生結弦さんに加え、「大谷翔平さん」(27.4%)、「吉田沙保里」さん(23.5%)がランクインした。男女ともに、トップ3の顔ぶれは同じだった。
4位以下は「大坂なおみ」さん、「三笘薫」さん、「浅田真央」さん、「池江璃花子」さん、「イチロー」さん、「本田圭佑」さん、「伊藤美誠」さん、「田中碧」さん、「長友佑都」さんだった。
男子の1位にランクインしたメジャーリーガーの「大谷翔平」さんは、女子の2位にもランクインし、男女関係なく幅広い人気度がうかがえる結果となった。
女子の1位にランクインしたプロフィギュアスケーターの「羽生結弦」さんは、男子の3位にも入っている。男子の2位、女子の3位にランクインしたのは元レスリング選手の「吉田沙保里」さんで、男女共通でランクインしたこの3人は、偉大なアスリートとして支持されていた。
男子の4位は、2004年アテネオリンピック ハンマー投の金メダリストである「室伏広治」さん、5位は長年に渡り日本球界・メジャーリーグで活躍した「イチロー」さん。女子の4位は、同率でプロテニス選手の「大阪なおみ」さんと、プロサッカー選手の「三笘薫」さんが並んだ。
今回の調査は、2000校のネットワークを持つYOUTH TIME JAPAN project参加校の高校生を対象に実施した。期間は1月16日〜2月1日、有効回答数は1060人。