エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」を運営するWonderSpace(東京都港区)は「最も影響を受けた漫画の男性キャラクター」に関するアンケートを実施した。1位は『ドラゴンボール』の孫悟空、2位は『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ、同率3位は『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルト、『北斗の拳』のケンシロウ、『SLAM DUNK』の桜木花道と続いた。
●1位は『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空
『ドラゴンボール』は世界中に散らばった7つの球をすべて集めると神龍が現れ、どんな願いも1つだけ叶えてくれるという秘宝“ドラゴンボール”を集めるサイヤ人・孫悟空の冒険を軸に、夢・バトル・友情などを描く冒険活劇だ。
回答者からは「悟空は強さと優しさを兼ね備え、常に仲間のために戦い、困難に立ち向かう。そんな悟空の姿に勇気と希望をもらった」「過酷な修行の過程もしっかりと描かれているので説得力がある。ただ強くなるだけでなく、本当の強さを教えてくれたキャラクターの一人」といった意見があった。
●2位は『ONE PIECE』の主人公・モンキー・D・ルフィ
『ONE PIECE』は海賊王に憧れる少年・ルフィが、仲間とともに“ワンピース”(ひとつなぎの大秘宝)を目指して大冒険を繰り広げるアドベンチャー・バトル作品。
回答者からは「周りに流されない芯の強さ、誰のことも先入観を持たず損得を考えたりせずに見られるところ、物事の見方や考え方が好き」「どんな強敵に出会おうと、どんな困難にぶつかろうと、夢を諦めることなく真っ直ぐ突き進んでいく姿に影響を受けた。自由奔放だが、仲間思いで信念を持っているところがいい」といったコメントがあった。
●3位は同率で3キャラクターがランクイン
3位には、同率で3キャラクターがランクインした。『NARUTO -ナルト-』は体内に九尾の妖狐(ようこ)を封印された落ちこぼれ忍者のうずまきナルトが、里一番の忍である火影を目指し、仲間とともに数々の試練を乗り越えながら成長していく姿を描く物語。回答者からは「彼の不屈の精神と友情への強い信念が心に響いた。彼の人生が、自分自身の挑戦を乗り越える励みとなっている」といった声があった。
『北斗の拳』は核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者・ケンシロウが救世主として成長していく姿を描くハードボイルドアクション。「男性としての心の強さ、健気さなど学ぶべき部分が多い」といった意見が寄せられた。
『SLAM DUNK』では元不良の湘北高校1年生・桜木花道がバスケットボール部に入部し、そこで出会った問題だらけの部員たちと切磋琢磨しながら成長する様子が描かれている。回答者からは「この作品がきっかけでバスケットボール部に入った。『あきらめたらそこで試合終了ですよ』など、心に残る数々の名言も選んだ理由の1つ」といったコメントが寄せられた。
6位以下は『ブラックジャック』のブラック・ジャック、『SLAM DUNK』の三井寿、『幽遊白書』の蔵馬、『鬼滅の刃』の竈門炭次郎、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック、『進撃の巨人』のリヴァイ・アッカーマン、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎、『銀魂』の坂田銀時と続いた。
調査は8月2〜14日、インターネットで実施した。調査対象者は10〜50代以上の男女、有効回答数は200人。