転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク(東京都渋谷区)は、「新卒入社 vs 中途入社 評価がフラットな日系大手企業ランキング」を発表した。新卒入社者と中途入社者の企業に対する評価が最も近かったのは、「住友生命保険」(新卒3.18、中途3.18)だったことが分かった。

 住友生命保険の入社者からは「入社して3カ月の間にしっかり研修が設けられている。その後も定期的に研修制度があり、キャリアアップのための選抜研修や目標管理体制も設けられているため、学びやすい環境である」(営業、中途、女性)といった声があった。

 2位は「あいおいニッセイ同和損害保険」(新卒3.05、中途3.05)。「よくある大手日系企業の組織体制で基本的には年功序列だが、近年それが徐々に変わってきている。具体的には評価制度が一新され、これまでより評価次第で早く出世ができる制度となった」(営業、新卒、男性)などのコメントがあった。

 3位は「リクルートホールディングス」(新卒3.92、中途3.92)。「さまざまな研修があり、向上心があればどんどんスキルアップできる。個人の成長なくして会社の成長はないとの考え方なので、上司も含めて、貪欲に成長を求められるし、また成長する環境は整っている。逆に成長を求めないような人や、競争をあきらめた人には非常に働きにくいところになると思う」(営業、中途、女性)といった意見があった。

 上位30社を業種別に見ると、最多は「SIer、ソフト開発、システム運用」「コンピュータ、通信機器、OA機器関連」でそれぞれ4社、「半導体、電子、精密機器」が3社だった。

 この結果について、オープンワークは「ランクイン企業に投稿されたクチコミで新卒、中途入社者の双方に共通していたのが、近年、自社が中途採用に力を入れており、入社形態にかかわらず社員が分け隔てなく意見を交わすことができる職場環境を評価する声。外部で得た経験やスキルを積極的に自社に取り入れようとする組織としての姿勢が、多様な人材を受け入れる土壌を作っていることがうかがえる」とコメントしている。

 本調査は、OpenWorkに2021年以降に投稿された会社評価レポート回答13万7804件をデータとして使用。このうち、設立50年以上、従業員1000人以上、総合評価が3.0点以上の日系大手企業が対象。