●プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 JR東日本は6月13日、ア―ティストやアイドルなどの「推し活」を支援するサービス「推しSta!」を開始した。同社は2022年から、少額で「推し」のポスターを駅に掲出できる取り組みを実施。ファンのニーズを検証したところ高い支持を得たことから、正式なサービスとして展開する。

 推しSta!では、駅構内や電車などJR東日本グループのアセットを活用した「推し活」を提案する。駅ポスターを掲出する場合、ファン側は少額から参加可能な応援広告のECサイト「Cheering ADオンライン」で購入する。「1口」「2口」などプランを選べ、同じ対象を応援するファン同士が、共同購入する形式だ。

 また、ECサイト経由のため、ファン同士が金銭や個人情報のやりとりをする必要がない。購入後、ファン自身の名前(ニックネーム)入りのポスターが、駅に掲出される。アーティストや企業側にとっては宣伝効果が見込めるため、駅ポスターなどに使用する写真は所属事務所からの提供となる。

 同社は「今後もイベントなどに合わせてファンに楽しんでいただける推し活を提案してまいります」とコメントした。