NTT東日本とNTT西日本が、固定電話から携帯電話への通話料金を2021年10月1日から値下げする。

 これまで、中継事業者のサービスを除き、固定電話から携帯電話への通話料金は通信キャリアが設定していたが、2021年10月1日から通話料金の設定権がNTT東日本とNTT西日本に移行することで、NTT東西が通話料金を設定できるようになった。

 現在、固定電話からNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクへの通話料金は1分あたり22円、固定電話から楽天モバイルへの通話料金は1分あたり19.25円だが、10月1日以降は1分あたり一律で17.6円となる。

 携帯電話番号の前に「0036」「0039」を付けることで割安料金で通話ができる通話とひかり電話についても、10月以降は1分あたり17.6円となる。公衆電話からの通話料金は、10月1日以降、15.5秒あたり10円となる。

 料金はMVNOについても同額となる。

 固定電話から携帯電話への通話料金については、総務省の情報通信審議会 電気通信事業政策部会 接続政策委員会にて議題に挙がっており、着信側(通信キャリア)に料金決定権があることで料金の高止まりが続いていることが問題視されていた。料金設定権を発信側(NTT東西)に移すことで、中継電話や加入電話以外の固定電話サービスなどとの競争が促進され、料金の低廉化が進むことが期待されていた。