ASUSが7月5日、新型のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6」と「ROG Phone 6 Pro」を発表した。メモリ+ストレージ構成別の価格はROG Phone 6の12GB+256GBが999ユーロ(約13万8800円)、16GB+512GBが1149ユーロ(約16万円)、ROG Phone 6 Proの18GB+512GBが1299ユーロ(約18万円)。

 ROG Phoneは、快適にゲームをプレイするための機能を盛り込んだシリーズ。ROG Phone 6/6 Proは、2021年に日本でも発売されたROG Phone 5/5 Proの後継モデルとなる。

 ディスプレイは6.78型有機ELを搭載しており、リフレッシュレートは60Hz〜165Hz、タッチサンプリングレートは720Hzに及ぶ。タッチパネルの遅延はリフレッシュレートが60Hzだと54ms、120Hzだと29ms、165Hzだと23msに抑えられる。

 プロセッサはQualcommの最上位モデル「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用しており、Snapdragon 8 Gen 1と比較してCPUとGPUは10%、電力効率は30%向上しているという。メインメモリはROG Phone 6が最大16GB、ROG Phone 6 Proが18GB、ストレージは最大512GBを内蔵している。ASUSがベンチマークアプリ「AnTuTu」で検証したところ、Snapdragon 8 Gen 1を搭載する「Xiaomi 12 Pro」の101万9666や「Galaxy S22 Ultra」の99万3142を上回る112万6938のスコアを記録したという。

 6000mAhのバッテリーは3000mAhのバッテリーを2つに分ける形で搭載。65Wの急速充電に対応しているのはROG Phone 5と同じだが、充電のパフォーマンスが向上しており、ROG Phone 5の51分よりも早い、42分でフル充電できる。

 カメラはソニーのイメージセンサー「IMX766」を採用した5000万画素のメインカメラと、1300万画素のマクロカメラを搭載。センサーサイズはROG Phone 5から40%大きくなっている。インカメラは1200万画素。

 新たな冷却機能として「GameCool 6」を採用。CPUを本体の中心部に配置することで、端末を手にしたときに、CPUからの熱を遠ざけるよう配慮した。このCPUを360度方向から冷やす仕組みにより、短時間のプレイならピーク温度を10度まで下げられ、CPUのパフォーマンスを制御するサーマルスロットルは79%まで抑えられるという。放熱部材も強化しており、ROG Phone 5と比べ、2枚のグラファイトシートは85%大きく、ベイパーチャンバーは30%大きくなっている。

 長時間ゲームをプレイするユーザーに向けて、空冷ファン付きのキックスタンド「AeroActive Cooler 6」を用意。これを装着すると端末表面の温度を25度下げられる。冷却のレベルは3段階で調整でき、最も強く冷却する「FROZEN」モードの場合、60Hz駆動で1時間ゲームをプレイしても、ピーク温度を36.2度まで下げられるという。また、AeroActive Cooler 6は4つの物理キーも搭載している。

 ゲーム操作のショートカットを割り当てられる「エアトリガー」では、側面に備えた2つの超音波ボタンを使った操作、モーションコントロールを用いた操作などに対応する。

 ROG Phone 6と6 Proともにサブディスプレイの「ROG Vision」を搭載。画面オン、Xモード、アクセサリー、充電中、ゲーム開始、着信といった6種類の表示に対応している。さらに、ROG Phone 6 Proのみ60種類以上の新しいアニメーションを用意した。

 オーディオ面では、12×16mmのデュアルスピーカーと3.5mmのイヤフォンジャックも備える。外部ディスプレイに出力するためのHDMコネクターも搭載。防水性能には満たないが、IPX4の防滴性能はサポートしている。SIMは物理SIMのデュアルSIMに対応しており、eSIMには対応していない。

【更新:2022年7月6日10時55分 価格を追記いたしました。】