高性能かつハイパフォーマンスなスマートフォンを展開していたOnePlusも、フラグシップモデルのカメラ性能を大きく高めることで差別化を図ろうとしています。「OnePlus 12」は同社の2024年向けの最上位モデルです。前モデル「OnePlus 11」は2023年11月に発表されましたが、OnePlus 12は1カ月前倒しして2023年12月に登場。Qualcommの最上位プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」搭載端末をいち早く市場に出すため、早めの投入になったようです。

 ディスプレイは6.82型(1140×3168ピクセル)の高解像度タイプ。輝度は4500ニトと明るく、最近のハイエンドモデルはディスプレイの輝度アップに注力しています。インカメラは3200万画素と高画質です。

 本体左側面にはOnePlus伝統の「Alert Slider」スイッチを搭載。3段階でマナーモードを切り替えられます。AppleはiPhone 15 Pro/15 Pro Maxで消音スイッチをアクションボタンに変更しましたが、OnePlusは今後このスイッチをどうしていくのか気になるところ。

 本体デザインは、全体的に輝きを増したきらびやかな色合いで、派手さよりも上品さを感じさせてくれます。カメラ周りのシルバーのモールドがメタル感を強めています。

 OnePlusも今はOPPO傘下となったことで、今回テストした中国版モデルはOPPOと同じColorOSを搭載しています。そのため、使い勝手はOPPOと変わらず、OPPOのハイエンドカメラフォンの1つのバリエーションがこのOnePlus 12と見ることもできます。

 カメラはメインの広角が5000万画素、超広角が4800万画素、望遠が3倍で6400万画素です。もう中国メーカーのハイエンドモデルは全てのカメラを5000万画素クラスにすることが当たり前になりました。

 カメラのUI(ユーザーインタフェース)もOPPOと同等、OPPOのスマートフォンを使っている人には違和感なく操作できるでしょう。また、ハッセルブラッドと協業しているのでXPanモードも搭載しています。

 OnePlus 12発売時点でのOPPOのフラグシップモデル「Find X6 Pro」は5000万画素カメラ3つを搭載、望遠は2.8倍です。ハードウェア上のカメラスペックはかなり似通っていますが、よりカメラデザインに近づけたFind X6 Proと、ハイエンドスマートフォンという位置付けのOnePlus 12は、お互いがかぶらない存在といえます。OPPOは2つのフラグシップモデルで、中国のみならずグローバル市場をこれから攻めようとしているのです。