ICT総研は、4月19日に「スマートフォン2台持ち利用実態調査」の結果を発表した。調査はWebアンケート形式で4月9〜16日に実施し、回収数は4564件。

 20代以上の男女にアンケート調査をした結果、個人契約の携帯電話/スマートフォンを日常的に「2台以上」利用しているユーザーは10.4%、「1台」利用は84.7%となった。タブレットや法人名義の端末は除外しているため、これらを含めると日常的に利用している端末はさらに増える可能性がある。

 個人契約でスマートフォンを2台持ちしているユーザーへ通信キャリアを聞いたところ、1台目はNTTドコモが47.2%、auが15.8%、ソフトバンクが20.2%、楽天モイバルが7.4%、MVNOが9.4%となった。一方、2台目はNTTドコモが40.7%、auが16.8%、ソフトバンクが13.8%、楽天モバイルが14.1%、MVNOが14.6%で、1台目としては10%に満たない楽天モバイルやMVNOだが2台目は1台目よりも利用率が高い。

 通信キャリアごとに見ると、1台目のスマートフォンと同じ通信キャリアを2台目も利用しているケースが50%前後となった。通信キャリアを同一にすることで家族割引やセット割引を受けられる金銭的メリット、請求をまとめるてポイント経済圏内で消費行動をする利便性などが要因と考えられる。とくに1台目も2台目もNTTドコモを利用している比率は68.1%で、他の通信キャリアと比べて高い。

 大規模な通信障害などに備え、法人契約では通信キャリアを分散させる動きも見られるが、個人契約では通信キャリアを同一にするメリットを選ぶユーザーが多いと想定される。一方、1台目に楽天モバイルやMVNOのスマートフォンを利用しているユーザーは、2台目の通信キャリアが比較的ばらけている傾向にあることが分かった。