ユーキャンが12月1日に発表した、2023年の「新語・流行語大賞」のトップテンに「生成AI」が入り、メディアアーティストの落合陽一さんが受賞した。落合さんは自らのnoteで受賞の経緯を明かしており、悩んだ末の受賞だったことを明かしている。

 noteによると、落合さんが受賞の打診を受けた際の最初のリアクションは、「受賞対象者はサム・アルトマンじゃないのか?」だったという。

 受賞について「ChatGPTはOpenAIの人がもらうべきだが、生成AIならまぁ……」と迷っていたところ、事務局から「賞は言葉に深く関わった人、団体を顕彰するとしている」「ドラマのセリフが流行語になった場合、本来なら脚本家に渡すべき賞からもしないが、役者によって広まったという解釈で、演者に受賞してもらった例も何度もある」と説得を受けたという。

 落合さんは2017年ごろから生成AIの論文を書いたり、関連ビジネスを展開するなど、この6年ほど生成AIに深く関わってきたという自認もあり、賞を受けることにしたという。

 ChatGPTを開発したOpenAIの日本担当のシェイン・グウさんが、落合さんをサム・アルトマン氏に紹介した際の様子を明かしたツイートも引用し、2人への感謝も述べている。

 23年の年間大賞は「アレ(A・R・E)」で、阪神タイガース監督の岡田彰布さんが受賞した。「ChatGPT」もノミネートされていたが、大賞・ベストテンは逃した。