3月24日(現地時間)、ゴードン・ムーア(Gordon E.Moore)氏が94歳で亡くなったと、IntelおよびThe Gordon and Betty Moore Foundationが共同で発表した。

 ムーア氏は1968年7月、同僚のロバート・ノイス(Robert Norton Noyce)氏らとIntelを設立し、CEOや会長職を歴任した。よく知られる「半導体のトランジスタ集積度は毎年2倍になる」(期間は時期により異なる)という「ムーアの法則」(Moore's Law)は、1965年にムーア氏が寄稿した論文に端を発するもので、長らく半導体業界におけるロードマップの指針となった。