数時間にわたり局地的な豪雨をもたらすおそれのある「線状降水帯」が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして、愛媛県は注意を呼び掛けました。

松山地方気象台によりますと、18日は、前線を伴った低気圧の影響でまとまった雨となり、愛媛県南予で大雨注意報が発表される見込みとなっています。さらに中予や東予でも大雨注意報を発表する可能性があるとしています。

また、18日の午前中に線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして、愛媛県の中村知事が県民に対して次の内容のメッセージを出し注意を呼び掛けました。

「最新の気象情報やお住まいの市町が発令する避難情報に十分注意いただき、空振りを恐れず、早め早めの避難を心掛けるとともに、増水した河川や水路等には絶対に近づかないなど『自らの命は自らが守る』という意識で、身の安全を最優先に行動いただくよう願います」

気象台によりますと、象九州南部では17日夜から18日午前中にかけて、四国地方で18日午前中は、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。