岩手日野自動車(山田直志社長、資本金2千万円)の新社屋と工場、盛岡営業所が矢巾町間野々に完成し21日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。東北最大級の規模で、トラックやバスを整備する拠点となる。

 式典には山田社長、高橋昌造矢巾町長ら関係者約40人が参加し、神事やテープカットで完成を祝った。

 工場と営業所が一体となった新社屋は、鉄骨造りで一部2階建て。延べ床面積8228平方メートルで、前社屋の2倍以上の規模となる。最新の設備を導入し、年1万台以上の整備を見込む。