女優の広瀬アリスが主演を務める連続ドラマ「366日」(フジテレビ系、月曜後9・0)の第7話が20日に放送され、思いを寄せる同級生、下田莉子(長濱ねる)につきまとう元カレを撃退した小川智也(坂東龍汰)に、視聴者が沸いた。

HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーの「月9」。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける姿を描く。脚本はNHK連続テレビ小説「エール」(2020年)や「最愛」(21年、TBS系)などの清水友佳子さんが務め、「義母と娘のブルース」シリーズ(18・20年ほか、TBS系)などの平川雄一朗さんがメガホンをとる。

この日の放送では、記憶を失い入院していた水野遥斗(眞栄田郷敦)の退院と復職、雪平明日香(広瀬)のクラリネット講師デビューを祝うため、高校時代の同級生である智也、下田莉子(長濱ねる)、吉幡和樹(綱啓永)が5人で食事会を開催した。一方、運送会社の野球チームに所属していた智也は、腕の故障から野球を引退。実家のネギ農業を継ぐことになり、新たな一歩を踏み出した。

後日、莉子が自宅に戻ると、元カレの狛江崎亘(岩永丞威)が待ち伏せをしていた。亘は既婚者であることを隠して、莉子と交際しており、それがバレて破局になった経緯があった。亘は妻と別れたので、やり直したいと莉子に近寄ったが、莉子はこれを拒否。嫌がる莉子の腕をつかんで強引に復縁を迫る亘の前に、ネギを届けに来た智也が駆けつけた。

智也によって引き離された亘は「僕は彼女と2年付き合っていました。莉子のことは俺が一番分かってるんで」とマウントをとるが、智也は「悪いけど俺、莉子と16から知り合いなんだよね」と一蹴。「あんたさ、莉子のこと一生好きでいる覚悟あんのか? 俺にはあるよ、例えば莉子が一生目を覚まさなかったとしても俺はずっとそばにいるよ。もし心臓が必要だって言われたら、俺の心臓をくれてやるよ」と啖呵を切って、莉子を守った。莉子はその間、ずっと智也の背後に隠れ、スエットをギュッと握りしめていたが、亘が去った後、「怖かった…」とつぶやき、慌ててその手を離した。莉子は智也の言葉に「あんなことウソでも言われたら、世の中の女子、みんなぐらっときちゃうよ」と大慌て。智也も「真に受けんなよ!」とツッコんだが、「受けないよ」という莉子に思わず「えっ」と声を詰まらせた。

智也が見せた“漢ぶり”に、視聴者は絶賛の嵐。SNSには「智也かっこよすぎて泣いた」「智也さんまじかっこよかった。莉子かばったのしびれた」「智也…推せる…」「智也そんな事言ったらほんとクラっとしちゃうじゃないか」といった反響が寄せられた。また智也の恋を後押しする視聴者も多く、「智也が本気で莉子に恋の矢印を向けてきましたね」「智也、男らしかったよ! かっこよかった! キュンとした! もう、付き合って下さい!!と言っちゃいな」などのコメントも見受けられた。