「暴れん坊将軍」「GTO」など数々のテレビドラマや映画、バラエティー番組で活躍した俳優、中尾彬さんの突然の訃報を受け、親交のあった著名人たちがSNSで追悼した。

産経ニュースによると、中尾さんは16日に心不全のため、81歳で死去した。この訃報に、映画監督の北野武は自身の公式サイトで、「また一人、いい役者がいなくなった。大変ショックです」とコメント。中尾さんは「アウトレイジ ビヨンド」(2012年)などの北野監督作品に出演した。

歌手で俳優のGACKTは公式X(旧ツイッター)で「最後に共演したのが翔んで埼玉だった」と、自身がダブル主演を務めた映画「翔んで埼玉」(19年)に言及。「あれから会えずじまい。現場で会うとギロっと睨み、そしてニコッと微笑むお茶目な人だった。本当に素敵な人が亡くなったことに心が痛む。ご冥福をお祈りします。ゆっくり休んでください、中尾さん」とつづった。

お笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅は公式Xで「中尾彬さんの訃報」と切り出し、「バラエティーで共演したり、はねるのトびらではマネさせていただいたり、裸の大将でも共演し、主演という立場に恐縮している僕に『塚地,座長なんだから堂々としなさい。他業種だからとか関係ない。良い芝居してるから自信を持ちなさい。』と。僕の指針となるお言葉をいただきました。ご冥福をお祈りします」(原文ママ)と、共演した時の思い出をつづりながら、故人を悼んだ。

お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次は「クリエイターズ・ファイル」アカウントの公式Xで「2021年公開されたNetflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』へ中尾彬さんにご夫婦でご出演頂きました。現場入りの際の存在感に一同緊張しましたが、どんな状況にも対応してくださる役者魂と優しさに感激しました」と当時を振り返り、「ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

お笑いタレントのキンタロー。は自身のXで「行列で芸歴1年目未満のデビュー組チームの会でMVPで『ねじねじ賞』にキンタロー。選んで頂き、その後も会う度に金スマ社交ダンス 志乃とみてるよ〜と優しく声をかけてくださり励みにしていました。寂しいです。御冥福をお祈りします」と悼んだ。

また、元宮崎県知事の東国原英夫氏は公式Xを通じて「驚いた!番組やその他、これまで色々お世話になった。有難う御座いました。心よりご冥福をお祈りいたします」とつづった。