ところが6月15日、新型車「ノート オーラ」の発表会見でプレゼンテーションを行った日産の星野朝子副社長は、「スカイライン開発の中止、日産の象徴の開発に幕、という記事が報道されたが、そのような意思決定をした事実は一切ない。日産はけっしてスカイラインを諦めない」と報道を完全に否定した。

 クラウンとスカイラインといえば、1960年代の日本の高度経済成長のシンボル的存在であった。それが2000年代以降になると、日本市場のミニバンシフト、軽自動車シフト、さらにグローバル市場のSUVシフトという大きな流れの中で、日本車の高級セダンの購買層は、“昔ながらの安心感”をクルマに求める50代や60代が主流になった。トヨタと日産はこうした状況を少しでも改善しようと、クラウンには2.0リッターターボエンジン搭載の「RS」、スカイラインには3.0リッターV6ツインターボエンジン搭載の「400R」などスポーティなモデルを追加導入し、購入層の若返りを図ってきた。しかし、今のところその効果は薄いという印象だ。

レジェンド、オデッセイが生産中止に

 噂ではなく、生産中止が確定した馴染みのクルマもある。