2017年10月4日の発表では、狭山と寄居の完成車工場を2021年中に寄居に集約し、狭山完成車工場を閉鎖するとした。2018年度第1四半期決算発表会では倉石誠司副社長が、「完成車の製造は2021年中に狭山から寄居へ移管する。その後、部品製造を順次移管する」と詳細を説明した。

 レジェンドとオデッセイは狭山で生産していた。狭山と寄居の完成車工場が寄居に集約されるタイミングで、両車とも生産中止になるというわけだ。同時に、やはり狭山で生産していた燃料電池車とプラグインハイブリッド車「クラリティ」の生産も終わることになる。

 またホンダ、軽スポーツカーの「S660」を1代限りで生産中止することも決定した。その理由についてホンダ広報部は、「排気ガス規制や騒音規制への適合が難しいため」と回答している。小型のモーター兼ジェネレーターを搭載した、いわゆるマイルドハイブリッド化など、S660の延命策は社内で検討されたはずだが、重量増による走行性能の変化が、ホンダが求める軽スポーツカー像とマッチしなかったのだろう。

「昔の名前」でEVに

 このほかにも、近年中に生産中止が予想される国内自動車メーカーのモデルが複数ある。なぜこのタイミングで生産中止が相次いでいるのか?

 大きな理由は、やはり電動化だ。