SSUの通るところに“素敵紳士”の存在あり

 そして、富裕層向け投資を謳い、2010年には配当が滞り始めて百億単位の大口投資詐欺ではないかと問題となった「アジア・パートナーシップ・ファンド」では、前述の中田英寿さんだけでなく、神田うのさん、古田敦也さんなどSSUに関わりの深い著名人だけでなくSSU自体も出資していたと報じられました。

 何より、「侍ハードラー」で名高いハードル選手の為末大さんがアジア・パートナーシップ・ファンドの広告塔として起用されており、事件化の際には、みんな出資金を失った被害者として取り上げられていました。

 しかしながら、金融界の「あなたがたSSU側の関係者は、被害に遭った出資者としてだけではなく、パブリシティ業務をアジア・パートナーシップ・ファンドから請け負っていた、加担者の側じゃないんですか」という総ツッコミもあって途中から静かになっていました。

 2013年と2017年には、それぞれ証券取引等監視委員会(SESC)から課徴金納付命令の勧告などあり、また2017年には刑事告訴までされていました。元気なことでございます。

●課徴金40億円の此下益司さん、ウェッジホールディングスのIRを通して金融庁への徹底抗戦を力説(市況かぶ全力2階建)
●ウェッジホールディングス株式に係る偽計に対する課徴金納付命令の勧告について(証券取引等監視委員会)
●株式会社ウェッジホールディングス株式に係る偽計に対する課徴金納付命令の決定について(金融庁)

 どうしてこう、SSUの通るところにはこの手の素敵紳士や面白企業が次々と出てきてしまうのでしょう。池田純さんもその系譜に名を記されることになるのでしょうか。

 週刊文春では「為末大は問題投資ファンドの広告塔だった!」などとして疑惑が一部報じられ、大人の事情でいろいろあったようです。まあ、概ね事実ですからな。その後、プロモーション目的で池田純さんが文春系スポーツメディア「NUMBER」に登場するなど、PR会社として面目躍如の穴埋めを敢行しています。SSUの手腕が光った事例だったと思います。