ハイブリッドな環境が総務パーソンの可能性を広げる

 筆者も海外ではいろいろ見てきましたが、最近、日本国内でも例えば、Virbela(https://www.virbela.com )をベースとしたsummitにて基調講演をする機会もありましたが、そのクオリティはまさに「リアル」を超えたものであると実感しました。

 これはリアルが良いとかバーチャルが良いという話ではありません。実際に体感したらそれはもう「別物」で、今までできなかったことがメタバース空間では感じられ、その中で思い付いたことができる体感はまさに別次元のものでした。

 観客やたまたま出会った人との会話もリアルを超えています。英語ができる人とできない人との差が開いてしまう可能性も出てくるかもですが、メタバース空間では他の国でやっている総務関連の講演や展示会(最新DX実例など)もガンガン見れてしまい(しかも、タダで)、総務が外部との接点を増やすという意味では極めて有益な手段になっています。しかも、移動時間もなく講演会から展示会場を「瞬間移動」し、見たい展示だけ見て、そこにいる担当者から聞きたい情報を聞いて、たまたま出会った他の会社の総務部の方とも「雑談」もできたりします。これなら、もう「社内に閉じこもっている総務部(成長しない)とはオサラバ!」できる可能性を秘めています。

 「食わず嫌い」では成長がないので、まずは身近にあるメタバースイベント(総務関連でなくとも)を探して、参加「実食」してみることをお勧めします。そして、その自身の実体験をベースに「社内でどんなDX推進が可能なのか?」と考えたら、これまでの自分には全くなかった発想と選択肢、提案力がつくでしょう(得られる情報量と質、これらを得るための時間も全く違うので当然かもしれません)

 全国の総務部の皆さん、DXは「会社」のためにと嫌々推進するのではなく、「自分」のために積極活用する、という姿勢と気概で自分を進化させてしまいましょう! そうすれば、総務の仕事がさらに楽しくなり、成果も出ます!

(金 英範)