2021年2月23日、韓国の現代自動車は、新型電気自動車(EV)「アイオニック5」をユーチューブなどを通して公開した。

 同社が初めて開発したEV専用プラットフォーム(共通車台)を使った世界戦略車だ。

 韓国の自動車、バッテリー業界は、2021年を「EV元年」と期待しているが、相次ぐ火災やバッテリー業界内での深刻な対立など波乱と不安が渦巻いている。

「アイオニック5」は現代自動車が1970年代〜80年代にガソリン車で世界市場にデビューした際の小型車「ポニー」をモチーフにしたデザインだ。

 今後、現代自動車とグループ会社の起亜のために開発したEV専用プラットフォーム「E-GMP」(エレクトリック・グローバル・モジュール・プラットフォーム)を採用した。

初日で2万台以上受注

 競合車種に比べて多少大きなサイズで、超高速充電バッテリーを搭載した。

 フル充電の際の走行距離を410〜430キロと公表している。同社は「5分間の急速充電で最大100キロメートルの走行が可能だという。

 出荷時期は4月だが、現代自動車によると、韓国内で予約注文を開始した2月25日だけで2万3760台の申し込みがあった。

 現代自動車の新車予約としては「初日の申し込みが過去最高台数だった」という。

 2021年の韓国内での販売目標が2万6500台だったことから見れば、1日でほぼこの台数を達成したことになる。