「背脂を加えた濃厚な味わい」、「マシマシ」、そして店の目印は大きな黄色い看板――。

どことなく「ラーメン二郎」を思わせる野菜炒め専門店が2021年12月1日、東京・渋谷にオープンする。その名も「肉野菜炒め ベジ郎」だ。

ガッツリ系でいてヘルシー

「ベジ郎」を開店するのは、外食向け野菜卸売のフードサプライ(東京都大田区)。関東地方を中心に約5000店の飲食店に野菜を卸している。発表資料には、

「野菜をたっぷり食べるために、重視したのは美味しさと満足感です」

とある。続けて「背脂を加えた濃厚な味わいの進化系『野菜炒め』」は400グラムの野菜を使用し、一皿で1日分の野菜を摂取できるとアピール。「肉野菜炒め」の「肉」はから揚げで、野菜の上にしっかり乗っかっている。ガッツリ系で、それでいてヘルシーなメニューのようだ。

味付けはしょう油、ポン酢、みそから、また背脂の有無、量を選べる。野菜を500グラム増量する「野菜マシ」は無料だが、600グラムの「マシマシ」はプラス50円となる。

ラーメンと野菜炒め、メニューは違うが、記者には「ラーメン二郎」に影響されたのではないかと感じた。フードサプライの広報にその点を取材すると、

「意識して(ラーメン二郎に)イメージを寄せたわけではありません。大衆感を大事にしていこうとした結果、二郎さんっぽくなってしまったところはあるかもしれません」

と否定した。