東京都水道局の会員制ウェブサイト「東京水道マイネット」は、2022年9月30日に主なサービスを終了する。10月からはスマートフォン向けの「東京都水道局アプリ」に移行すると、ウェブサイト上や利用者へのメールで告知を行なっている。

ところが終了間際にも関わらず、ウェブ上で検索をしても同アプリが見つからないと困惑の声が出ている。

アプリ入手方法の情報見当たらず

「東京水道マイネット」に登録すると、水道・下水道の使用量や料金を確認できる。クレジットカード払いでの支払い申し込みも受け付ける。これらのサービスを9月30日14時で終了する。

公式サイト上では9月29日16時現在、「令和4年10月より『東京都水道局アプリ』に移行しますので、10月以降にアプリ登録お手続きをお願いいたします」と呼びかけている。

ところが具体的な日付やアプリの入手方法の情報は見当たらない。移行が迫るなか、ツイッター上では9月26日から28日にかけ「ダウンロードできる場所が全くわからない」「肝心のアプリはどうした?」と不安げなユーザーによる投稿が数十件出ている。

グーグルで「東京都水道局 アプリ」と検索すると、「他の人はこちらも検索」と冠された関連キーワード欄に「東京都水道局アプリ どこ」と表示される。気になって検索する人がいるようだ。

「しばらくお待ちください」

J-CASTトレンドは29日、東京都水道局サービス推進部に取材した。話によると、アプリは28日に「iOS」のアプリ配信プラットフォーム「App Store」と、「Android」の「Google Playストア」に登録した。29日時点でアプリのダウンロード自体は可能だが、運用開始は10月1日からだ。

記者が「App Store」を開いて検索すると、確かに「東京都水道局」というアプリが出てきた。アプリを起動しても今後の告知メッセージだけが表示され、利用はできない。「10月1日 8時30分」とのサービス開始予定日時の表記とともに、「しばらくお待ちください」とある。

水道局サービス推進部によると、アプリの配信は順次、メールやプレスリリースで案内するという。アプリの現状について不安に思う声がツイッターで出ていることは把握しているが、そうした人にも納得してもらえるような対応をしていくとの話だ。

なお都水道局は9月29日4時55分、東京都水道局アプリを騙る偽サイトが存在するとして公式ツイッターで注意喚起した。アプリのダウンロードはApp StoreかGoogle Playストアからダウンロードするよう呼びかけた。