盛岡名物のわんこそばや冷麺、じゃじゃ麺の魅力を広める活動をする「盛岡三大麺普及協議会」は、菜食主義者に向けた「ベジタリアンじゃじゃ麺」の試食会を開いた。「じゃじゃの日(4月14日)」に合わせて同協議会が企画し、新たなメニューを開発した5事業者が参加した。
 盛岡市は2023年のニューヨーク・タイムズ紙で「行くべき52カ所」に選ばれ、外国人観光客が増えている。外国人には菜食主義の人もいるため、新商品の開発を企画。麺に乗せるみそに肉を使わず、エノキやひよこ豆で代用するなど工夫した。
 13、14日に市内など6店舗で限定販売するなど、じゃじゃ麺のキャンペーンを行う。同協議会事務局の高橋大さん(57)は「いろいろな人に盛岡名物を食べてもらうきっかけにしたい」と話している。【もぎたて便】
[時事通信社]