3月26日をもって、22年間の歴史に幕を閉じることが決定した『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)。その後番組として、新たなニュース情報番組『めざまし8』が同月29日からスタートする。メーンキャスターには谷原章介(48)が抜擢され、早くも期待の声が広がっている。

92年にファッション誌のモデルからスタートし、95年に映画『花より男子』で俳優デビューした谷原。現在放送されているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』でも、足利義昭に付き添った三淵藤英役を好演したばかりだ。また役者だけでなく、『うたコン』(NHK)、『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)など司会者としても幅広く活躍している。

「谷原さんが本格的に司会者として売り出されたのは、2000年代前半。その頃も芸人のMCが目立ちましたが、谷原さんと同じような俳優の“競合”はいませんでした。深夜番組で実績を積み、07年には『王様のブランチ』(TBS)の総合司会者に抜擢。端正なルックスや穏やかな口調は視聴者から好評で、10年間つとめたのです。

そんな谷原さんは、20代前半に全く仕事がなかった年があったそうです。その時の悔しさから、できる限りどんなオファーでも受けるようにしているといいます。『アタック25』は、谷原さんにとって今年で5年目。『まだまだ通過点です』と謙虚さを見せていましたが、45年もの歴史ある番組を立派に引き継いでいます」(テレビ局関係者)

そんな経験豊富な谷原が起用された『めざまし8』だが、同時間帯に放送される他局の番組と差をつける狙いもあるようだ。

加藤浩次(51)がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)は、近藤春菜(37)と水卜麻美アナウンサー(33)が3月いっぱいで卒業。後任に岩田絵里奈アナウンサー(25)が決定しているが、一部週刊誌では近藤の後任は起用しないとも報じられている。またTBSでは、現在放送されている『グッとラック!』が3月で放送終了に。4月からは、麒麟の川島明(41)がMCを務める新番組がスタートするという。

「これまでも、朝の情報番組は芸人のMCやコメンテーターが大半を占めていました。なかには意見を述べるというより、『物申す』タイプも。視聴者の間では“疲れ”も生じているようです。その点、谷原さんは寄り添うようなコメントが期待できるでしょう。『ブランチ』でも番組内で紹介する本にはきちんと目を通し、真摯にコメントしていたのが印象的でした。

さらにプライベートでは6児の父親で、家事や育児にも積極的。安定感も含めて、メイン視聴者である主婦層の人気を独占できるかもしれません。『とくダネ』では新型コロナの影響もあり、小倉智昭さん(73)の高額ギャラもネックだったといいます。制作費が限られているなか、谷原さんのパフォーマンスに期待がかかっているのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

激戦する朝の情報番組。果たして谷原の起用は、他局への脅威となるだろうか。