7月7日からスタートした深夜ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)で、主演を熱演しているKis-My-Ft2の北山宏光(35)。

結婚生活7年目の夫婦が、北山演じる夫・柿野正隆の不倫をきっかけに“最悪の事態”に陥っていくサスペンス・ストーリー。現在第4話まで放送され、週を追うごとに陰鬱さが増すなか、北山演じる“クズ夫”ぶりが脚光を浴びている。

「関係が冷え切った妻や不倫相手に対して、北山さん演じる正隆は傍若無人な振る舞いをします。第4話では包丁を持って暴れた不倫相手が、正隆と揉みあいの末に死んでしまう展開に。その事件を中村ゆりさん(39)演じる妻・雪映と隠蔽するのですが、北山さんの悲壮感あふれる演技に引き込まれる視聴者が急増中です。

本ドラマは19年に北山さんが主演した、同局制作の『ミリオンジョー』のスタッフ陣との再タッグ。これまで演じたことのないキャラクターに、北山さんは『自分の転機になる作品』と意気込んでいました」(ドラマ誌ライター)

初回放送後には、見逃し配信の再生回数が187万回を突破。同局の番組で、1週間での再生回数が歴代2位を記録する快挙となった。SNSでは北山の演技に、「驚いた」といった反響が広がっている。

《ただ離婚してないだけの北山くんの演技はなかなか凄い。この役柄をジャニーズのメンバーがするんや! って最初思ったもんな。病みメイクも凄い》 《なんとなくおろしろそうだなーと思って見始めたドラマただ離婚してないだけの北山くんの演技がすごすぎていい意味で裏切られた》



■演技力向上の陰にKis-My-Ft2への“グループ愛”

“クズ夫”役でファンや視聴者の意表を突いた北山だが、舞台での経験が演技力を高めてきたという。

「ドラマや映画に出演する以前から、『滝沢演舞城』など舞台での経験を積んできました。17年に主演を務めた『あんちゃん』では、共演のベンガルさん(69)や荻野目慶子さん(56)から『稽古で会うたびに、急スピードで成長している』と高評価でした。

19年に上演された『THE NETHER』では、歌舞伎俳優の中村梅雀さん(65)から日本語の発音を指導してもらったことも。北山さんは中村さんが読み上げるセリフをボイスレコーダーに録音し、発音練習に励んだそうです。北山さんが培ってきた演技力は、地上波ドラマに出演することで広く知れ渡りつつあるようです」(舞台関係者)

俳優として個人活動にも懸命に取り組んでいる北山だが、その根底にはKis-My-Ft2への“グループ愛”があるようだ。19年2月に公開された映画『トラさん〜僕が猫になったワケ〜』では、映画初主演に抜擢された北山。その際、インタビューで次のようにコメントしていた。

《どんなことでも、グループに還元するためにやっているという意識でいます。グループを大きくするためには、どうしたらいいんだろうって。キスマイありきです》(クランクイン!・19年2月15日付)

8月10日にデビュー10周年を迎えるKis-My-Ft2。最年長の北山が俳優として躍進する陰には、グループの繁栄を願う気持ちが秘められているのだろう。