NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロイン・比嘉暢子を熱演中の黒島結菜(25)。今週でいよいよ最終回を迎えるが、ヒロインへの強い風当たりが収まる気配はないようだ。

「21日の放送回では、比嘉家の三女・歌子(上白石萌歌)に砂川智(前田公輝)がプロポーズしようとしました。しかし、突然現れた暢子が妨げてしまったのです。Twitterでは《鈍感すぎる》《空気読んで!》と批判が噴出しました。

とはいえ、比較的好感度の高い歌子にフォーカスした週だったこともあり、19日の放送回では視聴率17.6%と最高記録を更新。ですが、暢子の登場によって、水を差される形となりました」と語るのは、テレビ誌ライター。

「最終週の直前でも暢子が苦労して開いた東京の沖縄料理店を手放し、故郷に帰るまでの過程は驚くほどあっけなく描かれていました。通常の朝ドラの場合は、結婚や出産を経てヒロインの人間的な成長が描かれるものですが、今作では“KY暢子”は最後まで変わりませんでした」

『ちむどん』放送終了後も暢子の“悪影響”が黒島に及んでしまうと嘆くのは、テレビ局関係者だ。

「朝ドラヒロインのギャラが、放送中から“ご祝儀相場”になるのは業界の慣例です。CM出演料なら通常は数百万円〜1千万円以上と、大幅に上がります。『あまちゃん』で大ブレークしたのんさんは、約300万円程度だったCMギャラが2千万円まで上がりました。

ただ、黒島さんの場合、もともと知名度が高いこともあり、CMギャラは1千万円前後と比較的高額。そこへ“KY暢子”のイメージが邪魔をして、オファーが予想より増えない誤算が生じているのです。ギャラも微増程度にとどまっているという異例の事態なのです」

“暢子の呪い”ともいえる想定外のギャラ低迷――。同志社女子大学メディア創造学科の影山貴彦教授はこう語る。

「再三再四申し上げているとおり、黒島さんに非はありません。元々きちんと演技のできる人なのに、あんな“単細胞キャラ”にしてしまってはいけませんね(苦笑)。制作陣には、しっかりと『ちむどんどん反省会』を行ってほしいと、朝ドラ愛を込めて申し上げたいところです。“終わりよければ全てよし”ではないのです」

そんな黒島はいま、10月21日から始まる新ドラマ『クロサギ』(TBS系)の撮影に奮闘中だ。本誌は今月下旬、都内で撮影に臨む黒島をキャッチ。シーンの合間には、主演の平野紫耀(25)と楽しげに会話する場面もあった。

「朝ドラ出演後、すぐに次回作があることは不幸中の幸いです。『クロサギ』でもヒロイン役を務めるので、暢子のイメージを払拭できれば出演料も確実に上がることでしょう」(広告代理店関係者)

黒島が早く“KY暢子”から脱却できることを願うばかりだ。