《一つの作品に参加させて頂いた事がきっかけとなり、現場を共にする中で、互いに縁の深まりを感じておりました。約一年の交際を経て、作品に関わる皆様からも祝福を受け、この日を迎えることが出来ました事を、ご報告させて頂きます》

5月16日、高橋一生(43)と飯豊まりえ(26)が、双方の公式サイトを通じて入籍したことを報告した。

’20年12月から放送されたドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズ(NHK総合)をはじめ、昨年5月公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』でも共演した2人。奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう物語で、人気漫画家(高橋)とその担当編集者(飯豊)を好演し、相性抜群のバディは人気を博した。

本作のファンも多く、Xでは2人を祝福する声が広がっている。

《めでたい!岸辺露伴婚!おめ!》 《うおーー!めでたい!おめでとうございます》 《おめでとうございます 末長くお幸せに 岸辺露伴もぜひぜひ続きますように》

連名で発表された声明では互いの魅力にも言及しており、高橋は飯豊についてこう綴っていた。

《彼女は自分の発する言葉で自身を穢すことなく、明るく生きることを諦めません。品性を持って歩みを進める彼女の純粋な陽の力に、幾度となく救われて参りました》

「自分の発する言葉で自身を穢すことなく」と讃えられた飯豊だが、高橋と交際する以前には“恋愛の悩み”を明かしていた。

’18年から’23年にかけて、恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』シリーズ(ABEMA)のスタジオキャストとして出演していた飯豊。’21年9月に放送された『ABEMA NEWS』(ABEMA)の単独インタビューでは、同番組への出演が自らの恋愛観に与えた影響をこう語っていた。

「自分の好きっていう気持ちを、『気付いてほしい、察してほしい』っていうのはダメなんだなって思ったんです。できるだけ言葉で伝えていくというのが大事なんだなって思いますし、『恋愛って1人でするものじゃないんだな』って改めて思いますね」

だがそのいっぽうで、恋愛に臆病な一面も垣間見せていたのだ。

飯豊は同インタビュー内で、「限りなく自分の気持ちが伝えられないんですよね。そうだと伝わらないなっていうこともわかっていて。できるだけ『あなたの気持ちはどうですか?』とか、ちゃんとコミュニケーションをとれるような、安心してとれるような方がいいですね」と打ち明けていた。

「飯豊さんは過去に、ファッション誌のお悩みコーナーで“同じ方向を見つめるような関係が理想”と恋愛観を語っていました。また20歳の時には、理想の結婚相手として『清潔感と包容力のある人』と挙げていたことも。いっぽう仕事面ではどんな仕事にも丁寧に向き合うことを大切にしているようで、その真摯さは業界内でも評価されています。高橋さんも仕事にはストイックなタイプですし、“同志”の絆も強いのではないのでしょうか」(芸能関係者)

そんな飯豊は声明のなかで、高橋について《物事や人に応じる時に努めて偏りなく考えて、知恵を使ってお茶目に人生を楽しむ彼の人柄に惹かれました。彼の笑顔や情の深さに、いつも心を救われています》と尊敬の眼差しを向けていた。

高橋が新たな伴侶の魅力を綴った「一節」は、飯豊が“恋愛の悩み”を克服したということなのかもしれない。