「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか。その根拠は何なのか」

こう発言をしたのは、麻生太郎財務相(81)。

これは麻生氏が出席した21日の記者会見での発言だ。

各メディアによると、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会など専門家の主導でこれまで導入してきた行動制限について、麻生氏は冒頭の発言に続いてこう苦言を呈した。

「本当にそれが必要で効果があったのか。私にはなんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じはする」

また、最近の「人出が増えているのに新規感染者がピークからは大幅に減っている」状況についても「(人流制限などの)あの話はまったく嘘だったって話になるんですかね。よく分からないね俺は」と発言したという。

前安倍晋三内閣から現菅義偉内閣にわたって、緊急事態宣言などを通じて行われてきた行動制限。両内閣で副総理を務めている麻生財務相の“他人事”とも思える発言には批判が続出した。

《ワクチンが広がりつつある今と、以前の状況は違うと思う。ワクチンがなかったときは人流の制限に効果があったんじゃないか》 《コロナ行動制限は、麻生さんが副総理だったときに始めたものだろ》 《そもそも、政府が始めた施作。麻生さんも政府の一員だと思うけど、なんで外野からいっているような感じなのか。政府は組織ではなく個人責任なの?》 《それを政権与党の大臣が言うの無責任過ぎるやろ》

前例のないコロナ禍で、手探りで続けられている感染対策。一刻も早い終息に向けて、適切な判断が求められる。